これをお読みになっている皆さんもきっと、生理にまつわる色々な悩みがあるかと思います。そういう私自身も、生理中の悩みはいくつかあって、生理不順だったり、PMS(月経前症候群)が重かったり・・・
今月もアノ日が来た~。憂鬱だなあ・・・とか思いつつ、ちゃんと来てくれたらホッと安心したり。
でも、何年も生理と付き合っていると、大体の事は対応できるようになりませんか?
生理痛が重い時は、おへその周りや腰辺りを温めたり、生姜スープを飲んだり、
貧血気味になった時は焼肉を食べに行ったり。・・・(決して、焼肉が食べたかっただけじゃないですよ!笑)
いい加減生理に関する悩みには慣れてきた自分ですが、
ここ最近、生理に関する新たな悩みを抱えているんです。
そう、生理前~生理終わりごろになるとカラダの黒ずみが気になるんです・・・。
とはいっても、「明らかに生理中はデリケートゾーンの黒ずみが起きる!」といった確信があるわけではなく、
あくまでも、なんとなく気になるなあ・・・程度でした。
そしてつい先日、たまたま実家に用があり帰省をしたときに、丁度生理と重なり、
このフワフワした悩みが決定的になりそうな会話を、母としました。
私「最近、生理前から生理中にかけてカラダが妙にカサカサするし、黒ずみが強くなっている気がするんだよね。」
母「あなた昔からPMSが重かったもんね~。お母さんは、あなたを出産してから体質が変わって黒ずみが明らかに強くなったわよ!笑」
この会話をしたとき、
(生理も、妊娠・出産もホルモンが関係してるし何か原因がわかりそう・・・)
と思い、あれから色々と調べてみました。
同じような悩みがある方、もしかしたら当てはまる事があるかもしれません!
生理中はカラダの黒ずみが濃くなるって本当?
先に結論からお話してしまいますが、
生理中にカラダの黒ずみが濃くなる、この説はどうやら本当のようです。
女性の体のなかで黒ずみが気になりやすい部位というと、
- 乳首
- ワキ
- デリケートゾーン
が主だと思います。
どの部位も非常に皮膚が薄く、角質層も薄い為発生した黒ずみが目立ちやすいという事実もあります。
とはいっても、生理自体が直接、カラダの黒ずみを濃くしているのではなく、
やはりホルモンバランスの乱れが大きく影響しているようです。
そもそも生理(月経)は、使う機会のなかった胎児のベッド(子宮内膜)が剥がれ落ちて体外に出ていくことなので、
直接生理が黒ずみに影響はしないですよね。笑
では、どうして生理中に黒ずみが濃くなっているかも?と思うのか、原因を見ていきましょう。
生理下着やナプキンによる摩擦
一番多く言われるのが、生理ショーツやナプキンを着用した時に生じる摩擦。
また、忙しくなかなかナプキンを替えられない時間が多い人程、
ムレたり、かぶれてしまう事が原因で色素沈着が起きてしまうようです。
これは私自身、凄く思い当たるところがあって、
仕事が忙しかったり、外出先になかなかお手洗いに行けず、ナプキンをこまめに替えられない時、
蒸れてかゆみが起きてしまったりします・・・。
そんな事で?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ムレや摩擦といったお肌への刺激って、
黒ずみの原因になるんですよね。
メラニン色素が、少しの刺激にも反応し、刺激から守ろうとして黒ずみが起きてしまうんです。
生理中の女性ホルモンの関係
女性ホルモンには、2種類あってどちらも女性にとって欠かせない大切な働きをしてくれています。
エストロゲン(卵胞ホルモン)
女性らしさ、女性の体に関わるホルモン
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プロゲステロン(黄体ホルモン)
妊娠に関わるホルモン
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と、この2種類のホルモンが働きあうことによって女性の体はできています。
しかし、この女性ホルモンのバランスの変化(月経期)によって、
体や心に変化が起き、いわゆるPMS(月経前症候群)が起きたりします。
女性ホルモンのバランスの変化や、ストレスや生活習慣の乱れなどによってプロゲステロンが多く分泌されるようになると、
メラニン色素を生成するメラノサイトというものを刺激してしまい、肌に沈着→黒ずみとなってしまうようです!
ホルモンバランスの変化・乱れから体を守る
生理中の女性の体って、体の内側からも、外側も色々な事が起きていて本当に大変ですよね・・・。
ホルモンバランスの乱れは侮れなく、
悪化すると自律神経に影響したり、月経不順、不妊症等も引き起こしかねません。
ホルモンバランスを整えるために
- 栄養をしっかり摂り、バランスの良い食事を心がける。
- 女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを摂る
- 生活習慣を見直す(睡眠をしっかりとる)
- ストレスをためないようにする
- 成長期のダイエットや、無理なダイエットは厳禁
- 血行不良は女性ホルモンに大きく影響します。「冷え」は大敵!体は冷やさないようにしましょう。
また、乾燥は黒ずみの原因になります。
乾燥してお肌が敏感になり、かゆみが起きてしまったりたら大変。
とにかく、生理中、ホルモンバランスの変化が見られた時は、お肌の保湿を忘れずに!
外からの刺激や、女性ホルモンなどによってカラダが敏感になっている時期は、出来る限り心も体もリラックスしてあげて
心身共に落ち着いた生活を心がけましょう!
生理は来るものだし、黒ずみは仕方ない・・・と諦めないで、
お肌や皮膚が敏感になる生理周期を把握し、日頃からホルモンバランスが乱れないよう体調管理や食生活を見直しましょう。
女性のカラダは人それぞれ
やっぱり女性としては、黒ずみは出来たら無くなって欲しいし、いつまでも黒ずみのない綺麗なカラダで居たい。
そう思い躍起になってしまい、生理の悩みを増やして
毎月生理が来るたびに憂鬱になって・・・と、これが元々ストレスの原因になっていたかもしれません。悪循環ですね。泣
色々調べていて思ったのは、
月経のある年代の女性は多少なりとも、黒ずみ(色素沈着)があるのが普通なんですよね。
自分で出来るデリケートゾーンの黒ずみケアは日頃から怠らず、
生理中はこまめにナプキンを替えたり、
ストレスが無くなるような生活を心がけて、心も体も健康的に過ごせるようになれば、生理中の黒ずみは気にならなくなりそうです。
同じように、生理中のデリケートゾーンの黒ずみでお悩みの皆さんも、
自分のホルモンバランスの変化を見逃さずに体調管理を心がけるようにしましょう!