ホルモンバランスと黒ずみの関係
そもそもホルモンバランスの崩れとは…
女性ホルモンと呼ばれるエストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)のバランスがどちらかに偏ってしまうことを言います。
エストロゲンとプロゲステロンにはそれぞれ大切なはたらきがあります。
エストロゲン
(女性らしさを作るホルモン)
- 肌の潤いを保つ
- 髪に艶を与える
- 気持ちを明るくする
- 記憶力を高める
- 骨を強くする
- 血管を強くする
- 善玉コレステロールを増やす
- 悪玉コレストロールを減らす
- 代謝を促す
プロゲステロン
(妊娠に関わるホルモン)
- 子宮内膜や子宮筋の働きを調節する
- 乳腺を発育させる
- 血糖値を正常にする
- 体内の水分量を調節する
- 利尿作用がある
- 食欲を促す
- 眠くなる
- イライラする
- 鬱になる
これらのはたらきがバランスよく保たれていることによって、私たちの身体は支えられています。
しかし、プロゲステロンが分泌されやすくなると、プロゲステロンがメラニン色素を生成するメラノサイトを刺激し、メラニンが肌に沈着してしまうのです。このメラニンの沈着が起こった状態がいわゆる「黒ずみ」です。
ホルモンバランスが崩れるときってどんなとき?
黒ずみをつくらない、そして悪化させない為にも、ホルモンバランスが崩れるのはどんな時なのか、知っておくことが必要です。
~ホルモンバランスが崩れるとき~
- 食生活の乱れ
- 生活リズムの乱れ
- 睡眠不足
- 過度なストレス
- 急激なダイエット
- 身体の冷え
- 妊娠中
- 更年期
…などが挙げられます。1つでも、当てはまるものはありましたか?これらの積み重ねが体の負担となり、ホルモンバランスの乱れを起こしてしまいます。
ホルモンバランスの乱れが原因の黒ずみケア方法
原因は分かったけど、具体的な対策はどうすればいいの?とお思いの皆さん!これから黒ずみケア対策をご紹介いたします!
上記で述べたように、いくら皮膚への刺激に気を配り保湿対策をしていても、ホルモンバランスが乱れてしまっていては、黒ずみをケアすることができません。そこで今回は、ホルモンバランス対策とメラニン対策の2つに着目していきます。
まずは、ホルモンバランス対策!
上記で挙げたように、ホルモンバランスの乱れは、日頃の生活習慣の積み重ねが体の負担となって起こることがほとんど。そこで、生活の中で気を付けるべき3つのルールをご紹介しましょう。
①生活習慣の乱れを改善する
最近、ちゃんと眠れていますか?しっかり一日三食食べていますか?「あれっ?そういえば…」と思ったら、今日から改善です!これを機に、あなたの毎日の生活習慣を見直してみてはいかがでしょう?
②ストレスをこまめに発散する
ストレスを感じないというのは無理があるけれど、ストレスを発散することなら可能ではないでしょうか?
スポーツ、音楽、食事、趣味などストレス発散方法は人それぞれです。
(ちなみに私のオススメはヨガ!運動不足の私でも気軽に身体を動かすことができて、良いストレス発散方法になっているのです。)
「今までやったことがなかったけど、やってみようかな?」、「久しぶりに、身体を動かしてみようかな?」など、きっかけはなんでも大丈夫!是非、自分だけのストレス発散方法を見つけてみてください。
③身体を冷やさない
女性の身体は男性と比べると脂肪が付きやすく筋肉が付きにくいため、非常に冷えやすくなっています。それに加え、ミニスカートやノースリーブなどの服装によって、知らず知らずのうちに体を冷やしがちです。どんなにオシャレに気を遣っていても、肌が黒ずんでいてはせっかくのオシャレが台無し!
「オシャレは我慢」などと言うけれど、その日の天気や気温、場所などに合わせた服装でオシャレを楽しむことが身体のためにも大切です。
次に、メラニン対策!
①美白成分を知っておく
多くの女性が取り入れたいと願う美白成分ですが、あなたはいくつご存知でしょうか?
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- コウジ酸
- マグノリグナン
- カモミラET
- ハイドロキノン
- プラセンタエキス
- トラネキサム酸
- アルブチン
- エラグ酸
- ロドデノール
- ルシノール
などです。化粧品を選ぶときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、美白成分は食品からも摂取することができます。
- ビタミンC
- ビタミンE
- B-カロチン
- L-システイン
- リコピン
- アスタキサンチン
- エラグ酸
などなど。こちらも料理する際や外食する時など、参考にしてみるといいですよ。
②毎日スキンケアをする
上記のホルモンバランス対策を行っていても、毎日のスキンケアは怠ってはいけません。肌の乾燥やダメージは黒ずみの敵です!スキンケアを習慣づけて、キレイのサイクルを作り上げましょう!
③マッサージをする
マッサージは肌の代謝を促すことでターンオーバーが活発になり、できてしまった黒ずみの治りを早くしてくれます。強く押さずに、血流をよくする感じでなめらかに行うといいですよ。
その際に一つ注意して頂きたいのが、何もつけていない肌に直接マッサージをしても、摩擦を生むだけになってしまうこと。そこでオススメなのが、少しの量で広範囲に広がるジェルクリーム!
ジェルクリームとは、ジェルとクリームの中間のようなテクスチャーの化粧品のことです。ジェルのような、うるおいと爽やかさを持ちながらも、クリームのようななめらかさと保湿効果を兼ねそろえた優れものなんです。
そのジェルクリームで黒ずみケアに良いと言われているのが、ハーバルラビットナチュラルゲルクリームです。上記で紹介した美白成分に加え、ヒアルロン酸やコラーゲンも含まれているので、黒ずみケアにもってこいの非常におすすめなアイテム!
ハーバルラビットについて詳しく知りたい方はこちらから↓
ホルモンバランスの崩れのサイン
これまで黒ずみケアの方法について紹介してきましたが、ホルモンバランスの崩れのサインについては知っていますか?ホルモンバランスと身体の黒ずみは密接に関係しています。身体の中でホルモンバランスが崩れているかどうかというのは、なかなか自分では気が付きにくいものです。そこで下記の項目にご自身が当てはまるか、チェックしてみてくださいね。
・生理不順
正常な生理周期の通りではなく、生理周期が長い・短い、月経時の出血量が多い・少ないといった異常が現れたりします。
・ひどい生理痛(月経困難症)
頭痛や腰痛といった生理痛の症状も普段より重くはないですか?体質により個人差はありますが、ホルモンバランスが正常であれば、生理痛の痛みはそれほどひどくなりません。もし、「今回の痛みはちょっと変かも?」と感じたら、月経困難症を疑ってみてください。
・生理中でないのに経血のようなものがみられる(不正出血)
子宮内膜を維持する必要がある時期にプロゲステロンの分泌量が少なくなると、子宮内膜の一部が剥がれることがあり、その子宮内膜が経血として排出されることがあります。
・月経前症候群(PMS)
イライラしたり、ゆううつになったりするだけでなく、腹痛や腰痛などの身体の痛みなどをも引き起こしてしまいます。これらの症状に少しでも当てはまったら、それは身体からのホルモンの乱れを伝えるサインかもしれません。
ぜひ、こうしたサインに気を配って、ご自身の身体と真摯に向き合ってみてください。メラニン色素の沈着による黒ずみとは、本来、体を守るためにできるもの。でも、あなたがご自身の身体をいたわってあげることで、黒ずみは改善・予防することができるのです!
今日から自分自身のホルモンバランスについても、少しでも気に留めてみてあげてください。そういったことが、黒ずみ解消への一歩につながるのです^^