よくCMなどでも見かける小林製薬の「アットノン」。なかなか消えない一生キズになってしまう前に、サッと塗ってケアをするだけで…その名の通り傷跡が消えるという商品です。
腕や脚などのやけどの傷や靴ずれなど黒っぽく色の変わってしまった部位に塗るイメージが強いですよね!
そんな頼もしいアットノンが、傷跡以外にも応用して使えるかも…?というウワサをキャッチしました!
そこで今回は、このアットノンを黒ずみの気になるデリケートゾーンや乳首に塗ると、効果があるのかどうかを見ていきたいと思います。
アットノンってどんなもの?
アットノンとは、傷跡が身体にできてしまったときに継続して塗ることで、その傷跡を治していくという医薬品です。
子供から大人まで使うことができ、手軽に購入できることから2011年の発売以来、多くの人に親しまれています。
実は種類豊富なアットノン
有名なものは白色のチューブにアットノンと濃いピンクで書かれたパッケージのクリームですよね!
でも、実はアットノンには塗る部位に合わせていろいろな種類があるのです。
・アットノンEX クリームタイプ(第二類医薬品)
こちらは、冒頭でも紹介した一般的なアットノンです。しっとりとした使用感があり、うるおいが感じられるので乾燥しやすい部位におすすめです。また、うるおいを与えながら、ベタつがず、塗った後も白くならないクリームです。さらに、肌に優しい処方なのでお子さんにも安心して使うことができます!
~成分~
グリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン・へパリン類似物質
さらに添加物として、セタノール、ステアリルアルコール、ワセリン、流動パラフィン、スクワラン、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルポリシロキサン、自己乳化型ステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリソルベート60、カルボキシビニルポリマー、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、パラベン、エデト酸Na、トリエタノールアミン
・アットノンEX 透明ジェルタイプ(第二類医薬品)
サラッとした使用感で、身体のどの部分にも使いやすいです。透明なジェルなので白くならず、水分を含んでいますがベタつきません。クリームが服につくことを気にせずに、塗ってすぐに洋服や下着を身につけることができます。
~成分~
グリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン・へパリン類似物質
添加物として、ヒプロメロース、カルボキシビニルポリマー、プロピレングリコール、イソプロパノール、トリイソプロパノールアミン、香料
・アットノンEX コンシーラータイプ(第二類医薬品)
肌に密着する肌色クリームで傷跡を隠しながら治すことができます。また、塗ってすぐに傷跡を目立たなくすることができるので、お出かけや洋服で隠せない部分にある傷跡にもおすすめです。
~成分~
ヘパリン類似物質
添加物として、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ヘキシルデカノール、マイクロクリスタリンワックス、酸化チタン、カオリン、タルク、ベントナイト、ステアリン酸グリセリン、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、D-ソルビトール、メタリン酸Na、パラベン、エデト酸Na、酸化鉄、三ニ酸化鉄、pH調節剤、その他1成分
・アットノンEX ローションタイプ(第二類医薬品)
虫刺されや乾燥肌をかきむしった跡など広範囲に傷跡がある場合におすすめです。このアットノンEXシリーズの中では一番内容量が多いので、広範囲でも安心してたっぷり使うことが出来そうです。また、肌なじみも良いので、広範囲にサッと塗ることができます。
~成分~
ヘパリン類似物質
添加物として、dl-ピロリドンカルボン酸Na、パラベン、エデト酸Na、BHT、 セトステアリルアルコール、ポリソルベート60、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ミリスチン酸イソプロピル、プロピレングリコール、ジイソプロパノールアミン、香料、pH調節剤
アットノンの使い方
アットノンの使用部位:主に、二の腕・肘・手・指・脚…など
傷跡の原因:虫刺され・掻き傷・やけど・乾燥・動物の引っ掻き傷・ひび割れ・あかぎれ・転んだ傷跡・ぶつけた傷跡・靴ずれ・擦り傷・切り傷の後のしこり…など
使用方法:1日1~数回、適量を患部にすりこむ、又はガーゼなどにのばして患部に貼って使います。
~注意点~
次の人は使用しないこと
・出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)の人
・わずかな出血でも重大な結果をきたすことが予想される人(血液凝固抑制作用を有し出血を助長するおそれがある)
次の部位には使用しないこと
目や目の周囲、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)
アットノンは黒ずみに効くのか?
アットノンの有効成分:グリチルリチン酸ジカリウム・アラントイン・へパリン類似物質にはそれぞれ以下のような効果・効能があります。
グリチルリチン酸ジカリウム:傷跡の赤みを抑える
アラントイン:損傷した表皮の再生を促進する
へパリン類似物質:水分保持作用・抗炎症作用・血行促進作用
これらの作用が主に働き、毎日長期間にわたって患部に塗ることで新陳代謝を促し、ターンオーバーによって表皮の傷跡を治します。
これをデリケートゾーンや乳首の黒ずみで考えてみると…
こちらも同じく、蓄積してしまったメラニン色素が黒ずみになってしまったものをターンオーバーによって治していきます。
ターンオーバーによって、改善の方向に持っていくという部分は同じようです。
また、黒ずみ対策には欠かせないうるおいといった面でも、アットノンEXなら様々な商品があるため、この中でうるおい度の高いものを選ぶことで解消できそうです。
しかし、アットノンは身体に塗ることを前提としていますが、デリケートゾーンや乳首のような比較的敏感な部位に塗ることはあまり考えられていないということです。
前述したように、アットノンの使い方でアットノンの使用部位として挙げられている中にはデリケートゾーンや乳首といった表記はありません。
また、粘膜(例えば、口腔、鼻腔、膣等)には使用禁止との記載があることから、特に膣が近いデリケートゾーンの使用には注意が必要です。
以上のことから、アットノンをデリケートゾーンや乳首に使用することはできそうですが、それ専用の薬ではないので、万が一のための注意が必要ということがわかりました。
アットノンの副作用は?
アットノンは、副作用を起こす心配はほとんどない薬のようです。
比較的安心して使うことができます。
しかし、塗布した部分に発疹や発赤、かゆみ、腫れといった症状がみられた場合には副作用の可能性があります。
これらの症状がみられた場合は、すぐに使用を中止して医師または薬剤師、登録販売者に相談するようにしてください。
アットノンの入手方法
ドラッグストアでも、通販サイトでも購入することができます。
ドラッグストアで購入の際、医薬品ではありますが処方せんは必要ないです。また、頭痛薬の「ロキソニン」などのようにお店に薬剤師さんがいない時は買えない、ということもありません。
近くのドラッグストアでも手に入りそうですね。
また、通販サイトでの購入も便利です。
近くに取り扱っているお店がなかったり、よりお安く手に入れたい場合は、特におすすめです。
一度にセットで注文すると安く購入できる場合もあります。
それでは、気になるお値段の方をみていきましょう!
アットノンEX クリームタイプ
単品容量15gで希望小売価格は1,300円(税込1,404円)
単純計算だと1g当たり86.6円(約87円)ということになります。
さらに1本分がほぼ1か月分なので、1日当たり43.3円です。
アットノンEX 透明ジェルタイプ
こちらも上に同じく、単品容量15gで希望小売価格は1,300円(税込1,404円)
単純計算だと1g当たり86.6円(約87円)ということになります。
さらに1本分がほぼ1か月分なので、1日当たり43.3円です。
アットノンEX コンシーラータイプ
単品容量10gで希望小売価格は1,300円(税込1,404円)
単純計算だと1g当たり130円ということになります。
さらに1本分がほぼ1か月分なので、1日当たり43.3円です。
アットノンEX ローションタイプ
単品容量25gで希望小売価格は1,600円(税込1,728円)
単純計算だと1g当たり64円ということになります。
さらに1本分がほぼ1か月分なので、1日当たり53.3円です。
まとめ
以上のことから「アットノン」のことをわかっていただけたでしょうか?
アットノンは手軽に購入することができ、医薬品でもあり効果が期待できそうですね。
しかし、デリケートゾーンや乳首といった敏感な部分に特化しているわけではないので、もともと肌が敏感な方にとっては大きな刺激になってしまったりすることも考えられます。
こうしたことを防ぐためにも、デリケートな気になる部位にはアットノンよりもハーバルラビットのようなデリケートな部位の黒ずみケアに特化した商品をおすすめします!
ちなみに私は、デリケートな部分の黒ずみに特化したハーバルラビットを愛用しています。アットノンもいいな…と考えたことはありますが、皮膚の薄い乳首やデリケートゾーンには刺激が強そうで、使うのがちょっと怖くって(笑)
そこで、ハーバルラビットのレビューを書いてみました。
詳しくは以下のページをご覧ください!
身体の黒ずみもデリケートゾーンや乳首の黒ずみ、また顔の黒ずみにも使うことのできるハーバルラビットは身体に優しい成分でできているので、活躍すること間違いなしです!
是非、今回の記事も踏まえてご自身で黒ずみケアについて一度考えてみてください!
自分に合った黒ずみケアの仕方を見つけて、日々のスキンケアにも取り入れることで美白の未来は近づいてくることでしょう!