デリケートゾーンのムダ毛を『カミソリ』で処理するのってあり?

美容が大好きな女性であれば、日々、デリケートゾーンのムダ毛を気にされているに違いないと思います。特にこれからの季節は、水着などで海やプールに行く機会も増えるので余計に気になるのではないでしょうか。

普段見えない場所であってもしっかりとキレイにしておきたいというのが女心というものですよね♪

 

そういった美容の流行もあることから、脱毛方法も多様化しており、聞いたことのないような脱毛方法も出て来ました。

しかし、定期的にサロンへ通わなければいけなかったり、コストがかかってしまったりと良いことだけではないようです。

特に、学生さんにとってみればエステに行く時間もなければ、お金もない…ということで、どのようにデリケートゾーンのムダ毛を処理したらいいのか困っている方も多いと思います。

そういう人が手にとりがちなのが『カミソリ』ではないでしょうか。

入手方法も簡単だし、1回買ってしまえばしばらくは買い替えが必要ないのでコストも少なくて済みます。おまけにサッとお肌に滑らせるだけでムダ毛が処理できるなんて、理想的すぎますよね。

しかし、カミソリには思わぬトラブルを引き起こしてしまう欠点があるのです。

特に、傷つきやすいデリケートゾーンにカミソリを使う場合には注意が必要なのです。

そこで今回は正しいカミソリの使い方についてお伝えしたいと思います。

 

カミソリの間違った使い方でお肌が傷つくことがあるって本当?

手軽に手に入り、簡単にムダ毛のお手入れができると人気のカミソリですが、ご存じのとおり、鋭い刃によって毛を剃り落とすので、一歩間違えれば深い傷を負ってしまうこともあります。中には実際に手を切ってしまったことのある方もいるかもしれませんね。

もちろん、そんな深刻なトラブル以外にも、毛を剃った後に起こりやすいカミソリ負けや乾燥、お肌の黒ずみといったトラブルも引き起こされやすくなるのでカミソリでのムダ毛処理には注意が必要なのです。

ではどのような剃り方をしているとトラブルが多発してしまうのでしょうか。

  • 剃る際にカミソリに力を入れ過ぎている
  • 何度も同じ場所を剃っている
  • 毎日カミソリを使用している
  • 毛の量に対してカミソリが合っていない
  • カミソリの刃が錆びている/欠けている
  • 処理後のスキンケアを行っていない

このようなことを気を付けていないとお肌はどんどん傷つきやすくなってしまいます。特にデリケートゾーンは雑菌が繁殖しやすい環境が整っているので、すぐにお肌が荒れてしまったり、黒ずみやニキビに発展してしまったりといったトラブルに繋がってしまうようになります。

 

せっかく綺麗にしようとムダ毛を処理したのに、気づいたらデリケートゾーンが傷だらけになっていたなんて悲しいですよね。

そうならないためにも、正しいカミソリの使い方を覚える必要があるのです。

 

処理前に必ずチェックしたいカミソリの種類とは?

カミソリと一言で言っても様々なタイプがあるのをご存じでしょうか?顔の産毛や体の細かなムダ毛を処理するのに適している直刃カミソリと、ボディなどの広い面のムダ毛処理に適しているT字カミソリがあります。

イメージしていただけると分かる通り、直刃はカミソリの刃が1枚なのに対し、T字カミソリの刃は2~3が一般的で、多い物は5枚程度の刃がついています。

刃の枚数が多い程、毛の量に対して剃れる力の入れ方が楽になるので毛量が多い場所にはT字カミソリの刃の枚数が多い物を使うようにしましょうね。

ただし、デリケートゾーンのような肌が柔らかい部分やカーブの多い部分ではT字カミソリでは剃りにくく、無理に剃ろうとするとケガの元になってしまうので、上手に直刃カミソリも駆使してムダ毛処理をするようにしてください。

 

カミソリを使い慣れていなくてケガの不安があるという方は安全ガードがついているカミソリを試してみてくださいね。

 

正しいムダ毛の剃り方とは?

いくらカミソリの刃や種類にこだわっていても、肝心の剃り方がまちがっていては意味がありません。しっかりとこの機会に正しいカミソリでのムダ毛処理方法を学んでみてくださいね♪

≪用意するもの≫

  • カミソリ
  • シェービング剤
  • 保湿剤
  • ホットタオル/お湯

①ホットタオルで毛を柔らかくする

毛が硬い状態だと必然的に力でムダ毛をそり落とそうとしてしまいますが、力を加えれば加えるほどお肌は傷ついてしまいます。特に、デリケートゾーンだと皮膚が薄いため、ムダ毛だけでなく地肌まで傷がつきやすくなってしまうのです。また、力の入れ過ぎにより思わぬケガの元になってしまうことも…。

そのため、ムダ毛を剃り始める前には毛を柔らかくしておくことが大切。方法としては、剃りたい部分にホットタオルに当てたり、お湯を使って3分程度温めてあげましょう。そうすることでムダ毛が柔らかくなり、処理がしやすくなりますよ。

②シェービング剤をつける

カミソリで毛を剃る前に必ず行ってほしいのが、シェービング剤をつけること。シェービング剤といえば男性の髭剃りのイメージがありますが、あれは剃る際にお肌を保護するのと、カミソリをスムーズに動かす役割を担ってくれます。

シェービング剤にも様々な種類があり、泡タイプからローションタイプまでありますがお好きな物で大丈夫です。ただし、デリケートゾーンでは刺激が強いものは避けてあげた方が良いでしょう。

よくボディーソープなどを使ってシェービング剤の代わりにする方がいらっしゃいますが、ボディーソープの代用はやめましょう。

③毛の流れにそってカミソリを当てる

ではさっそくムダ毛処理に移っていきたいと思います。剃る時には必ず毛の流れにそってカミソリを当て、滑らすように剃るようにしましょう。毛の流れに逆らって沿ってしまうと埋没毛などのトラブルに発展してしまうので、良く剃れるからといって逆剃りをしてしまってはダメですよ!

もちろん、毛の量にあったカミソリを使うのが大前提です。毛の量にあっていないカミソリではムダに力が入ってしまいお肌を傷つけ、後々黒ずみなどのトラブルに発展してしまうこともあるので注意が必要です。

目安としては…

≪刃の枚数と毛量の目安≫

  • 1~2枚…薄い
  • 2~3枚…普通
  • 4~5枚…濃い

また、剃る前にはカミソリの刃先もよくチェックしてください。刃零れしていたり、錆びていたら剃り味がわるくなってしまいケガの元になるので、刃先を交換するか、新しいカミソリを使うようにしてくださいね。

④保護剤をつける

カミソリでムダ毛処理をしたあとはお肌が非常に乾燥しやすくなっています。これは、カミソリでムダ毛を剃り落とす際に、一緒に肌表面の角質層を削り取ってしまうからなんです。

剃った後、お肌を保護せずそのままにしてしまうと乾燥による刺激で黒ずみが起こりやすくなったり、かゆみなどの症状が出てきてしまったりとトラブルに発展してしまうこともあるので、処理後は早めに保護剤をつけてあげるようにしましょう。

できれば、乾燥を防いであげるために保湿が出来るものが理想的です。デリケートゾーンに利用するのであれば低刺激の物を用いる必要があります。デリケートゾーン専用の保湿クリームなどもあるので検討してみてもいいかもしれませんね。

最低でもムダ毛処理は週に1~2回までに留めましょう。カミソリによってお肌が傷つき敏感になっているので、毎日処理を繰り返してしまうと肌が荒れてしまう原因になってしまいます。

賢くカミソリを使うためには…

お肌が傷つき黒ずみやトラブルの元になると言われているカミソリですが、きちんと正しい使い方をすればトラブルを最小限に抑えてあげることができます。

使い方をきちんと守って正しいカミソリの使い方をマスターしましょうね♪