世界中で人気の美容保湿オイル、『Bioil(バイオイル)』を知っていますか?もともとは完治した傷跡やニキビ跡、妊娠線などをキレイにしてくれる、南アフリカ製の保湿オイルです。現在、日本を含む約17か国で販売され、そのうちの10ヶ国(日本・南アフリカ・イギリスなど)で売上No.1を獲得している優れモノでもあるんです。
実は私、このバイオイルの存在をごくごく最近知りまして(笑)マッサージ用オイルとしても使えるらしく、そこで思いついたのが、「これもデリケートゾーンの黒ずみにイイんじゃないかな?」と。気になってもろもろ調べてみましたので、今回はそのバイオイルについてご紹介します!
『バイオイル』ってどんなモノ?
バイオイルは、世界中の多くの女性から愛用されているロングセラー商品。その優れた保湿効果で、普段のスキンケアだけでなく、産前産後の肌ケア(妊婦さんは安定期に入ってから)、日焼け後の乾燥ケア、小じわを目立たなくさせるエイジングケアまで可能となっています。
バイオイルは防腐剤や動物由来成分を配合していないことに加えて、
- パッチテスト
- 低刺激性テスト
- ノンコメドジェニック・テスト
これらのテストをしっかり行っているため、非常にお肌に優しい処方となっています。「デリケートゾーン用」とは書いてありませんが、この安全性を見れば、デリケートゾーンにも安心して使えそうです。
バイオイルの基本的な使いかた
バイオイルのベーシックな使用方法は、顔や全身の保湿です。乾燥による顔の小じわにも効果があるので、エイジングケアにも効果を発揮してくれます。
<基本の使いかた>
朝と夜のスキンケア時に、顔や乾燥の気になるところにマッサージするようにしてなじませます。特に気になる小じわなどには、念入りにすると良いでしょう。朝と夜だけでなく、乾燥が気になった時にも、いつでも使うことができます。
<いつもの化粧水などと併用する場合>
顔全体に使うと、バイオイルひとつで保湿ケアが完了しますが、もちろん普段お使いの化粧水・乳液・美容液・クリームと一緒に使うこともできます。その際は、化粧水だけはバイオイルの前に。そのほかはバイオイルの後に使えば、バイオイルの効果が損なわれず効果的です。
バイオイルが黒ずみを改善してくれる理由
バイオイルに含まれているたくさんの天然由来成分には、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)を促進させる効果があります。そのバイオイルでマッサージしてあげることで、色素沈着して黒ずんでしまった古い角質が肌に残りにくくなります。つまり、肌のターンオーバーを促すことにより、デリケートゾーンの黒ずみを徐々に薄くしていくことが期待できるのです。
バイオイルの一番の効果は保湿ですので、デリケートゾーンの乾燥も防いでくれます。よって、先ほど説明したターンオーバーの促進に加え、保湿もしてくれるというダブルの効果で、デリケートゾーンの黒ずみ解消に一役買ってくれるというワケです。
バイオイルはターンオーバーが正常であるほど効果的ですが、そのサイクルは、生活習慣やホルモンバランスの乱れ、加齢などによっても個人差があります。規則正しい生活で、ターンオーバーを正常にすることを心がけながら、バイオイルを使うという方法がとても効果的。この方法は、デリケートゾーンの黒ずみの予防にも効果的と言えるでしょう。
ターンオーバーに関しては、こちらの記事もご覧ください。↓↓↓
海外向けの『バイオオイル』に気をつけて!
海外向けの『Bio-Oil(バイオオイル)』に要注意。日本では認可されていない成分が入っているため、安いからといってネット通販などで安易に手を出さない方が良いです。といっても、類似品やニセモノというわけではありません。事実、日本国内でも使っている人は多いようですが、なにせ認可が降りていない成分が含まれているので、安全面で言ってしまえば「ちょっと心配…」というのがありますね。
ですので私の意見としては、バイオオイルは可能な限り避けてほしいですし、おすすめもしません。
念のためバイオイルとバイオオイルの成分を調べてみました。すると、成分の数はバイオイルが約16種類。それに対してバイオオイルの方はと言うと、なんと約28種類。バイオイルとの差はおよそ12種類です。この12種の成分すべてが日本で認可されていないのかというと、素人目では分かりかねるものの、可能性はゼロではないと思います。
ちなみに、実際にバイオオイルを売っているサイトが、さもバイオイルを売っているかのような、ややこしい表記でバイオオイルを販売しているという悪質な例があるんだとか。さらに口コミを調べてみると、「ネットでバイオイルを注文したのにバイオオイルが届いた」とか、「バイオイルと同じだと思ってバイオオイルを使ったら、肌が荒れてしまった」という被害も発生しているようです。
”安かろう悪かろう”ではないですが、化粧品の安全基準が世界でもトップクラスの我が国で認可されていない成分が入っているバイオオイルは、ハッキリ言ってしまうと…
「普段から比較的安全な化粧品を使用している日本人の肌には適していない。それどころか、かえって悪影響を及ぼすリスクが高くなる可能性がある。」と言えるのではないでしょうか。
なんだか、バイオオイルをめちゃくちゃ否定してバイオイルを勧めているように見えるかもしれませんが、私は決してバイオイルの回し者ではありません(笑)ただ、ここを見てくださっている皆さんが、安心してデリケートゾーンの黒ずみをケアできるようにとの思いで、注意喚起しているつもりなのです。
バイオイルの入手方法
バイオイルの人気に便乗して、海外から格安でバイオオイルを仕入れている通販サイトが多いようなので、引っかからないように注意してください。バイオイルの日本国内公式サイトがありますから、心配な方はそちらを見てみてくださいね。「バイオイル」+「ジャンパール」で検索すればおおむねトップに出てきますので(ジャンパールは公式の輸入発売元です)。
ちなみにバイオイル公式サイトでの現在のラインナップは、
- 60ml(1,600円)
- 125ml(2,800円)
- 200ml(3,600円)
これら3種類となっています(価格は税抜き)。量が多いほどお値段はお得になっていて、コスパも良さそうですね。
もちろん、マツキヨをはじめとした全国の大手ドラッグストアでも取り扱われていますよ。ロフトや東急ハンズなどバラエティショップや、はたまた赤ちゃん本舗にもあるそうです。親切にも、公式サイトの取扱店情報にて、都道府県別の取扱店が北海道から沖縄まで多数掲載されているため、お近くの店舗で実際に商品を手にとってお買い求めいただけます。これなら公式以外の通販サイトよりも、格段に安心ですね。
ちなみにドラッグストアなどで市販されているのは、60mlと125mlの2種類だという情報を入手(200mlもあったらすみませんw)。
美容クリニックなどでも扱っているところがあるようですが、その場合はご自身で問い合わせてみるか、医師や看護師さんに直接聞かないと分からないかもです。(クリニックによっては、ホームページで紹介しているところもあります。)
まとめ
まず…バイオイルとバイオオイル、とってもややこしかったですよね。ごめんなさい( ;ω;)この場を借りてお詫び申し上げます。なるべく両者を色分けしたりして気をつけながら書いていたのですが、自分でもちょっと読みづらかったなぁと(笑)
バイオイルは全身に使用できることから、デリケートゾーンだけでなく他の黒ずみの気になるところ(ワキ、ヒジ、ヒザ、乳首などなど)にも応用できそう。朝と夜だけでなく、一日のうちに何度でも使って良いのですが、マッサージのしすぎには注意してくださいね(笑)過度の摩擦は黒ずみを発生させる、お肌の大敵ですから。
それと、ふと思ったのが、「バイオイルは妊産婦さんへの贈り物としても重宝されるかな?」ということ。ありきたりなベビー用品を送るよりも、「気が利くね♪」なんて喜んでもらえそうだな~って。その時はくれぐれも、間違えてバイオオイルを買わないようにしてくださいね!(笑)
以上、デリケートゾーンの黒ずみケアにバイオイルを取り入れてみては、というご提案でした♪