タバコとお酒が、「デリケートゾーンの黒ずみ」に関係していることについては、別の記事で紹介しました。
そこで今回は、ニオイ編です!「デリケートゾーンのニオイが喫煙や飲酒によって悪化するのか?」をテーマに、調べたことをまとめてみました。
調査に至ったきっかけは、
「タバコとお酒によるデリケートゾーンの悩みって、もしかすると、黒ずみよりニオイのほうを気にしている女性が多いのかも!?」
と思ったのが第一。
それと皆さん、飲酒した日の翌日とかに「今日はなんだかあそこが少し臭う…」っていうこと、ありません??
ごくまれですが私もこれを感じたことがあって、原因を突き止めよう!と思いついたのが第二のきっかけです。
ではでは、いきなりですが結論からいきましょう!
残念ながら喫煙と飲酒のどちらも、デリケートゾーンのニオイを強くしてしまうことが分かりました!!
そして、喫煙と飲酒がデリケートゾーンのニオイに働きかけるメカニズムは、それぞれ異なります。さらに広く見ていくと、「わきが」や遺伝などにも話題が及びます。
というわけで、まずは喫煙によって臭いが強くなる仕組みをみていきましょう。
喫煙で強くなるデリケートゾーンのニオイ
喫煙によるデリケートゾーンのニオイ発生の一連のメカニズム。これを分かりやすく3行で表すと・・・
1.タバコで免疫力が落ちる
2.膣内に悪い菌が増える
3.おりものが増加して臭う!
以上となります!みじかっ(笑)
やはり三行だとなんだか物足りなさが否めないので、もう少し詳しく解説しますね。
タバコを吸っていると体力と免疫力が落ちて、身体が弱ってしまいます。弱った身体には、あらゆる菌が入り込んで悪さをしでかそうとします。
膣内も例外ではありません。喫煙によってからだ全体が弱っているせいで、雑菌が入り込んだり発生したりします。すると、それらを押し流すためにおりものの量が増え、ニオイがキツくなるのです。
ニオイの原因はおりものの増加だけではありません。喫煙者は非喫煙者と比べると、「細菌性膣炎」になりやすいと言われています。これは性病ではなく、また症状も出にくいのですが、発症することでおりものから悪臭が出ることがあります。
もし妊婦さんが細菌性膣炎にかかると、早産などのリスクが伴う可能性が高まり、ニオイだけを気にしているどころではありません。未然に細菌性膣炎を防ぐためにも、特に妊婦さんは喫煙を控えるべきでしょう。
喫煙によるデリケートゾーンのニオイ悪化の原因は、おりものや細菌性膣炎のほかに、「ノネナール」というものが関係しています。
ノネナールとは、からだを酸化させることで口臭や加齢臭などの原因にもなるものです。タバコを吸っていると、体内でこのノネナールが作られやすくなります。
自分が将来おばあさんになったとき、孫から「おばあちゃん、口くちゃい~」なんて言われて嫌われたくないですよね(笑)
お口がくちゃくないおばあちゃんを目指すためにも、タバコは吸わないようにしたいものです。
飲酒はデリケートゾーンだけでなく体臭を強くする
お酒を飲むことで、デリケートゾーンを含む全身の体臭が強くなります。そのメカニズムは・・・
1.お酒のアルコールが血管を広げる
2.血流が促され血行が良くなる
3.急に体温が上昇し汗をかく
4.アポクリン腺が活発になる
5.ニオイのモトをどんどん作り出す!
体内(肝臓)でお酒のアルコールを分解する際に、「アセトアルデヒド」という毒素が出ます。アセトアルデヒドはニオイのモトとなる物質で、時間がたつにつれ無毒な酢酸に変化しますが、無毒化できずに残った分が汗とともに体外へ出ていってしまいます。
以上のことにより、お酒を大量に飲み続けていると、デリケートゾーンのニオイや体臭の強い身体になっていきます。
喫煙・飲酒していてもできるデリケートゾーンのニオイ対策
デリケートゾーンのニオイ対策には禁煙することが一番なんですけど、タバコが習慣になっている方はやめるのが難しいですよね。
ですので、喫煙している方ができるニオイ対策は・・・とにかくデリケートゾーンを清潔に保つことです。
具体的には、時々デリケートゾーン用のウェットシートで拭いたり、パンティライナー使う&こまめに取り替えて雑菌を繁殖させないようにすることが大切です。
続いて、飲酒によるデリケートゾーンのニオイ対策です。「今日はたくさん飲みそう」とか「飲みすぎたな~」という時に実践してみてくださいね。
カフェイン入りのお茶(緑茶など)を飲むと、アルコールによるお肌の乾燥を防ぐとともに、血中のアルコールの濃度を下げてくれます。さらにカフェインが肝臓でアセトアルデヒドの解毒(げどく)を促す働きをしてくれて、二日酔いも防ぐことができます。
お茶を飲むタイミングは、お酒を飲みながらがベストです。量はお酒と同じくらいか、それ以上が良いでしょう。
それからニオイを気にするあまり、毎日デリケートゾーンを洗いすぎてはいませんか?じつは、デリケートゾーンの洗いすぎは乾燥を招き、黒ずみ(色素沈着)ができやすくなってしまうので要注意!ウォシュレットのビデの使いすぎも同様です。
そこでデリケートゾーンの、ちょっぴりスペシャルなニオイケア方法をご紹介しましょう。
それは・・・ジャムウ石けんを使ったケア!
別名「ジャムウソープ」とも呼ばれる、デリケートゾーンのケア専用の石けんがあるのです。石けんって毎日使っていても、なかなか減らないのでコスパが良いですよね。ジャムウ石けんもそうなんです。
コスパが良いだけでなく、使い方も簡単!お風呂やシャワーの時に使います。
- ジャムウ石けんを泡立てる。
- デリケートゾーンに泡を塗る。
- 3分待って流すだけ。
いわゆるデリケートゾーンの「泡パック」ってやつですね!
ジャムウ石けんで毎日3分間の泡パックをするだけで、デリケートゾーンのニオイケアができちゃう。パックなのでゴシゴシ洗う必要がなく、それでいてニオイの原因を取り除いてくれて、デリケートゾーンを清潔に保ってくれるんです。
ジャムウ石けんが気になった方は、ぜひ使ってみてくださいね。
下記の記事も参考になれば…!
喫煙・飲酒でデリケートゾーンのニオイ悪化は本当だった!
タバコやお酒によって、デリケートゾーンだけでなく体臭がキツくなることが判明しましたね。
でも実は…少量の飲酒であれば、デリケートゾーンのニオイは悪化せず、逆に予防になるんだとか。その理由は、適量のお酒を飲むことで、たまっていたストレスが緩和されるから、とのこと。
本来ならそのストレスによって自律神経が乱れ、身体中のあらゆるニオイを悪化させるそうです。
てなわけで諸説ありますが、実際どうなんでしょうね~^^;笑
タバコの場合は、ちょっとしか吸わないからといって、デリケートゾーンのニオイが予防できたという話は聞いたことがないです。
デリケートゾーンのニオイを本気でどうにかしたい喫煙者の方は、できればタバコをやめるのが手っ取り早い対策でしょう。
しかし、そう簡単にはやめられないですよね。「今すぐにでも禁煙したい!」という意志があるのなら、思い切って禁煙外来などを利用してみてはいかがでしょうか?
それと、最近の禁煙外来では、ニコチンガムやニコチンパッチを使用せずとも、禁煙に有効で画期的な飲み薬を出してくれるそうですよ。(なんだかおもしろい名前のお薬だった気がw)
ではでは、喫煙が習慣になっている方、そしてお酒が大好きな方は、デリケートゾーンのニオイ対策をばっちり行なって、快適な毎日を過ごしましょう♪