皆さんは、普段トイレのウォシュレット機能って使用されていますか?
手軽に汚れを洗い流せて清潔に保てるウォシュレットは、今や日本では当たり前の機能となってきました。
また、お尻の拭き過ぎも原因と言われる痔の予防に、そして痔の方にとっては痛みが少なく肛門を洗浄できるので、愛用されている方も多いのではないでしょうか。
ただし、痔の場合は、水圧・温度・使用時間が重要らしく、間違った使い方をすると、余計悪化する恐れがあるそうなので、使用の際は十分に注意が必要です。
TOTO、LIXILなど高機能トイレが続々発売される時代に
「トイレのメーカー、どこを知っていますか?」と聞かれると、やはり多くの方はまずTOTOと応えるかと思います。そんな中、最近は LIXILも人気を集めてきていますよね。ちなみに私は、最近引っ越すまで LIXILのトイレでした。LIXILのトイレは黒ずみ・水アカに強いと聞いていましたが、まさにその通り!!汚れが付きにくかったので掃除の頻度が格段に減りました。
また、デザインもお洒落でしたが、何といってもバツグンの機能性がとても気に入ってしまって。ノズル位置を調整できたり、ムーブ機能(ノズルが前後に動くのでまんべんなく洗える)や、マッサージ機能(水に強弱をつける)などなど…中でも、私が一番気に入ったのは水の温度を自分で調整できる機能です。
水は冷たいと心臓に悪いし、お湯は熱すぎると痛い。。そこで、温度調整機能があればちょうどいいぬるま湯ぐらいの温度で使用出来ます。これは自分の中でかなりのヒット機能でした!
熱くないちょうど良い温度で洗い流してくれるので、日本のシャワートイレは海外の方からも人気があるほど。外国人が日本に来てその機能性に驚き、購入されるケースは多いそうです。
『ビデボタン』の役割はデリケートゾーンの洗浄?
ウォシュレットの話題が続きますが、ウォシュレットってもう一つありますよね?『ビデボタン』というものが。こちらは、女性が主だと思いますが、生理中・生理が終わりかけの辺りに使用したりと、デリケートゾーンを洗う専用機能というイメージを持っている方多いですね。聞くところによると産前・産後の清潔維持として利用している方も多いようです。
使ったことある方はお分かりだと思いますが、ウォシュレットを使用すると、経血が付いて不快だったのが一気にすっきりするあの感覚。それに、むやみに拭きすぎてしまうと、摩擦により黒ずみを引き起こしてしまう可能性があります。また、デリケートゾーンは、湿っているようで実は乾燥している部位でもあるので、乾燥からの黒ずみも懸念されます。その点、ビデは画期的ですよね。
ここで、一つ誤解されている方も多いかと思いますのでご説明します。ビデは、外陰部を清潔に保つための洗浄機能であり、膣内を洗うためのものではありません!!膣内を洗ってしまうと、逆に殺菌が入ってしまう恐れがありますので、絶対にやめましょう…
アルコール除菌するわけにもいきませんからね。アルコールなんて付けちゃった日には・・・考えただけでゾッとします。
まぁ、それはさておき、
そもそも、ウォシュレットって・・・日本発祥?
いつからあった・・・?
ちょっと気になったので、調べてみました!
『ビデ』の始まりは・・・18世紀!?
そんなウォシュレット、その歴史は18世紀まで遡ります。フランスで生まれたビデは、フランス語で仔馬を意味する「ビデ bidet」からきています。日本では、女性しか使用しないビデですが、フランスでは男性も利用するそうです。その理由として、海外では日本と違って毎日お風呂に入る習慣がないので、デリケートゾーンのニオイ対策・エチケットと言えます。見た目は洋式トイレとさほど変わらず、どこか洗面台にも近いカタチをしています。
(すみません…マウスで一生懸命書いたので、クオリティはお許しください(;´Д`))
毎日欠かさすお風呂に入らない外国人ならではの知恵と考えですね。
主な設置場所は、浴室のトイレ横とかだそうです。中には、足を洗う人もいたりと、活用方法は様々。フランス人にとっても、ビデは生活に欠かせないもののようです。
一つ日本と違うのは、デリケートゾーン・肛門等を直接手で洗うということ。必ず専用ソープを使用するそうですが、ちょっと衛生面が心配になりますよね…日本でも、最近はデリケートゾーン専用の石けんが多く発売されていますが、専用ソープを使用するのはお風呂場です。こういった部分って、国の文化の違いがはっきり出ますよね。
潔癖症の私は、ビデの蛇口やその他もろもろかなり気になっちゃうので、日本人で良かったとつくづく感じます。。
と、ここら辺で、日本のウォシュレットの歴史について振り返っていきましょう!
始まりは、TOTOの温水洗浄便座
1980年、TOTOが温水洗浄装置つき便座「ウォシュレット」を販売したのが日本での始まりです。肛門に当たる位置、お湯の温度など、何度も何度も試行錯誤して完成しました。
そんな「ウォシュレット」の初めてのCMは「おしりだって洗って欲しい」という当時としては衝撃的なCM。一家団欒、食事の時間の夜7時台ということもあり、最初は苦情が殺到したとのことです。ですが、その度に丁寧に対応した結果、しばらくすると苦情はなくなったと言います。
あれからもう今年で37年…
日本のトイレは、世界中で素晴らしいと評価されるまでになりました!
ここ数年を見ても、トイレはまるで家具のような扱いとなってきているのが分かります。機能性は勿論、見た目の美しさは本当にトイレなの?と疑ってしまうほど。
ファッションビル内のトイレや駅内のトイレも、次々と綺麗になってきましたよね。パウダールームが広く充実しているトイレも増えてきたように思います。ショールームでも、トイレのコーナーはとても人気だそうです。
あと、トイレの空間をこだわる方も増えてきている気がします。私もその一人ですが、芳香剤にこだわったり、インテリアにこだわったり。そろそろ本棚作っちゃおうかな?とまで考え中。
ぶっちゃけ、トイレの時間って結構暇だと思いません?
だから、雑誌見たり本読んだり。そうしている内に、すっきり快調で個人的には最高な一石二鳥だと自負しております。ケータイを持って入ると、落とす可能性は無きにしも非ずですしね。
私たちの暮らしの中で、トイレの部屋はゆっくりのんびり過ごせる場所となってきているのかもしれません。
時代と共に、トイレの固定概念は覆された?
歳月とは過ぎるのが早いものですね。その早いスピードに乗っかって、時代も目まぐるしい変化を遂げていっている。そのうち、町中ペッパーくんのようなロボットだらけになったりして。そんな妄想が、近未来で現実となっている気がしてなりません。
トイレもきっとそうだったのでしょうね。
ボットン便所から、水洗トイレとなり、和式トイレから洋式トイレの方がだんだん主流となり、現在では自動洗浄や抗菌・防臭、暖房便座など、トイレの時間を快適にしてくれる機能が続々と備わってきました。
トイレと言われて浮かぶものとなりますと、子供の頃の小学校や中学校のトイレを思い出す方も多いかと思います。
臭いとか、汚いというイメージが正直強いですよね。
後、床や壁はタイルだったり。
ジフを蒔いてほうきブラシでゴシゴシこすっていたあの頃…今の時代の子達からしたら、なんじゃそら?という話でしょうけれども。自分に子供ができたら、最近の学校のトイレ事情を聞かせてもらおうと思います。
まぁ、おそらく・・・
「ママ、ジフって何?」と言われるのがオチですが。
結論、ビデでデリケートゾーンは綺麗になる?
結論を申し上げますと、外陰部は綺麗に洗浄できますが、膣内はできません。というより、膣内をビデで洗浄するのはなるべく控えましょう。
膣内は、非常に繊細な部分ですので、下手に洗いすぎてしまうと大事な菌まで洗い流してしまう可能性があります。その為、ウォシュレット(ビデ)をご使用する際は、週2~3回の使用が望ましいと思われます。膣内洗浄には、必ず使い捨てビデなど専用洗浄商品を利用して下さい。
デリケートゾーンを綺麗に、清潔に保ちたい方は、
お風呂の際に専用ソープで洗うか、デリケートゾーン用ウェットティッシュでこまめに拭き取るなど、清潔な環境を心掛けましょう。
まとめ
いかがでしたか?普段トイレへ行く際に、あまりウォシュレットやビデって気にしたことないですよね。この記事をきっかけに、ご興味を持って頂けたらと思います♪♪