デリケートゾーンのトラブルに見舞われたら何科に受診するの?

女性であれば誰しも1度や2度経験したことがあるだろうデリケートゾーンのトラブル。

ムズムズとした痒みやヒリヒリとした痛みといったトラブルは早期に解決しておきたいものですよね!

 

「デリケートゾーンという粘膜の多い部分に、自己判断で市販の薬を使うのは何だか抵抗があるなぁ・・・」

 

そう思われて、薬局に行くのも億劫になってしまうことも…。

しかし、そうやって悩んでいる間にも症状は進行してしまうもの。

 

いざ病院に行こうと思って立ち上がっても、病院の何科を受診すればいいのか分からない時ってありませんか?

特にデリケートゾーンのトラブルは皮膚科に行くべきなのか、婦人科に行くべきなのか…はたまた産婦人科に行くべきなのか…
選択肢が沢山あって分からなくなってしまいます。

かゆみがあるからと思って皮膚科に行ったら、婦人科に回された…なんてちょっと恥ずかしいですよね(笑)

そこで今回は、人に聞くにはちょっと恥ずかしいトラブル別の受診すべきなのは何科なのかについてご紹介させていただきます♪

そもそも、産婦人科と婦人科ってどっちに行けばいいの?

産婦人科と婦人科って名前がそっくりで、非常に紛らわしい!!婦人科のことを産婦人科と勘違いして

「今日産婦人科いってきたよ~」

なんて言った日には

「え!?妊娠したの!?」

といった話題に流れてしまいがちです(笑)

このような会話の流れからも分かるとおり、基本的には産婦人科は出産に関わることを専門としています。

そのため、デリケートゾーントラブルの場合は婦人科を受診してもらえればOK

しかし、産婦人科でも婦人科の役割を担っているところも多いので、産婦人科でもデリケートゾーントラブルを診てもらうことは可能です。

 

より詳しくそれぞれを見ていくと…

産婦人科とは

先ほども書いたように出産や妊娠といった場面で訪れるのが産婦人科です。そのため、妊娠検査薬でピッと縦線が入ればお世話になるのは産婦人科ということです。
しかしながら、妊娠や出産だけを取り扱うかと言われればそうではありません。特に、妊娠中はホルモンバランスや体調面でも不安定になりやすく、性病にかかりやすくなってしまいます。そのため、産婦人科では性病などのデリケートゾーントラブルの対応にも応じてくれるのです。

もちろん、産後のトラブルなども対応しています。妊娠中から妊娠後まで1つの産婦人科で診てもらったほうがカルテなども充実しているので安心ですよね。

婦人科とは

産婦人科と違う点は妊娠・出産の部分がメインではなく、デリケートゾーントラブルや生理不順といった体のトラブルをメインに扱っているところです。

そのため、ニオイがきつくなった、痒みが止まらない、デリケートゾーンが荒れてしまったといったお悩み全般は婦人科を受診すればいいのです。

軽度のトラブルから重度のトラブルまで扱っているので、些細なことでも相談してみるのがいいですね!

 

妊娠の可能性を感じる方(産後の方)は産婦人科、デリケートゾーントラブルにお悩みの方は婦人科を受診するのが良いでしょう。やはりかかりつけの病院があるというのは非常に心強いものです。

それでも、どちらを受診すればいいのか分からないと悩む方はデリケートゾーントラブルや妊娠など広くカバーしている産婦人科を受診するのが良いでしょう。

 

ちょっぴり恥ずかしい診察時。どう対処する?

受診する科が決まったところで、いざ病院に行こうと思っても重い腰が上がらない…そういった方の悩みといえば、やはりデリケートゾーンをお医者さんに見られてしまうという恥ずかしさですよね。

 

頭の中では

「先生だって毎日いろんな人のデリケートゾーン見てるんだから…私のを見てもなんとも思わないはず!!」

と分かってはいつつも、いざ受診の時が迫ってくると

「私のデリケートゾーンを見て汚いとか思わないかな…」

と不安になってしまいますよね。実際、病院の先生は1日に数十人という患者のデリケートゾーンを見ているので、正直どの人がどのようなデリケートゾーンだったかなんて覚えてはいません。それに、同じような症例は見慣れているので、何とも思わないでしょう。

意気込んでいったのに以外にもサラリと診察が終わって拍子抜けしたという声も聞こえてくるほどです。

しかし、そうは言っても恥ずかしいものは恥ずかしい!という方のため、少しでも恥ずかしさを軽減できる方法をご紹介しちゃいます。

 

①担当医が女性の病院を探す!

なんといっても、男性の先生に見られるのと、女性の先生に見られるのでは気持ちの持ちようが全くといっていいほど違います。やはり、お医者さんだとしても男性に見られるのは抵抗がありますよね。

最近では、受付から診察まですべて女性の方が担当している婦人科も多く、初診の女性でも比較的抵抗なく受診することが出来るようになりました。

基本的にはホームページを見れば担当医が男性なのか女性なのかを知ることができます。記載のない場合は問い合わせをしてみるのもいいですね。

同性ならではの悩み相談もできることがあるなど、強い味方になってくれるかもしれませんよ♪

 

②デリケートゾーンを綺麗にしてから病院へ行く

デリケートゾーンを見られて汚い、ニオイがするなんて思われたくないとは思いますが、それが不安の種になっているのであれば、診察前にシャワーなどで洗ってから受診をすれば少しは不安が軽減されます。

外出先の方であればウェットティッシュやビデなどを利用して、清潔にしてあげるといいですよ。

 

③パンツはNG!スカートかワンピースで受診をする!

女性のデリケートゾーントラブルということであれば、ほぼ間違いなく診察台にのることになります。内科などのベッド型の診察台とは違い、婦人科などで使われる診察台は足が大きく開き、女性器がよく見える状態に固定されるものが一般的です。(正式には内診台と言います)

そのため、必然的に「ズボンを脱いでください」と言われるわけです。

しかし、スカートやワンピースだった際には下着だけ脱げばOKの場合もあるので、診察後はスカートで隠してくれる医師もいらっしゃいます。

ズボンを履いていると下半身がスッポンポン状態ですが、スカートだと少しは隠せるのでちょっと安心することができますよ。

④病院に電話をして質問をしてみる

病院の対応などが気になる方は1度病院に問合せをして、対応の様子などを見てみるのも良いでしょう。受付から素っ気ない態度を取られては、益々行きたくなくなってしまいますよね。

気になる質問はすべてぶつけて、納得のいく回答が得られた病院を受診するようにしましょう。

 

⑤先生は凄腕の医師なんだと思い込む

所詮病院は治療をするところ!恥を捨て、しっかりと診てもらい、完治を目指す!
ただこれだけを考えていけば、意外にも恥ずかしさは無くなるものです。

上にも書きましたが、医師はいろいろな人のデリケートゾーンを見慣れていますし、自分のデリケートゾーンを見たからといって何とも思ってはいません。

意外にもサクッと診察が終わり、身構えていたのがバカバカしく思えてきてしまうものです。

 

初診の際に恥ずかしいと思う気持ちはおそらく誰にでもあると思います。しかし、恥ずかしくて病院に行かなかった結果、症状が悪化していて緊急入院になってしまったというケースもあるのです。

そう考えれば、恥ずかしさよりも病院のほうを重視すべきだと分かるはずです。

しっかりと病院を見極めて、ずっと付き合っていける医師と出会えるといいですね♪