ひじ・ひざの黒ずみケア専用品、「クロキュア」。
あのケシミンシリーズでお馴染みの小林製薬から、今年(2017年)発売されたばかりの第三類医薬品です。
今回はそのクロキュアが、デリケートゾーンや乳首の黒ずみにも効果があるかどうかを調査しました!
ひじやひざは皮膚が分厚いため、摩擦によって黒ずみやすく、また、黒ずみが残りやすい部分。
そのような部位に特化したクロキュアであれは、皮膚の薄いデリケートゾーンや乳首にも、効果が期待できそうですよね。
それではさっそく、そんなクロキュアについて分かったことを解説していきます。今後の黒ずみケアの参考にしてみてくださいね。
クロキュアってどういうもの?
冒頭でも触れたように、クロキュアは発売されてからまだ間もない医薬品。
中身はクリームタイプで幹部に塗りやすく、有効成分である尿素がザラザラした素肌をキレイにしてくれる、というものです。
- 「黒ずんだ ひじ・ひざザラザラ治療薬」
- 「黒ずんだ角質を除去 皮ふの生まれ変わりを助ける」
↑↑クロキュアの外箱にはこれらが大きく書いてあります。
そこでまず、①を見てみると・・・
黒ずみがあってザラついている部分を治してくれる、ということが分かります。
それから②について考えてみると・・・
皮膚の表面である角質をなめらかにし、また、肌のターンオーバーを促してくれる、と解釈できます。
クロキュアがどんなモノかなんとなく分かったところで、次はクロキュアの黒ずみに効くしくみを見ていきましょう。
クロキュアが黒ずみに効くメカニズム
クロキュアが黒ずみを改善する上で、大きなカギとなる成分は3つです。
■「尿素」→黒ずみのある角質を除去し、皮膚をなめらかにする。
■「グリチルリチン酸モノアンモニウム」→皮膚の炎症をしずめる。
■「トコフェロール酢酸エステル」→血行を促進し、皮膚の代謝を助ける。
主にこの3つの成分が、硬くなって黒ずみのできてしまったひじやひざなどを、キレイな素肌へと近づけてくれるのです。
そして、これらを配合したクロキュアのザラザラや黒ずみへの効果は、大きく分けて4ステップ。
- 黒ずんでザラザラの角質を尿素が取り去って、皮膚の表面をなめらかにする。
- 角質よりも下の層の炎症を、グリチルリチン酸モノアンモニウムがしずめ、メラニンの生成を抑える。
- トコフェロール酢酸エステルがターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)を促す。
- ①~③を繰り返すことで、キレイな素肌に導いていく!
ちなみにクロキュアの使用方法は、1日数回、患部に適量を塗り込むのが基本。クリーム状なので垂れたりすることもなく、扱いやすいと思います。
クロキュアはデリケートゾーンや乳首にも使えるの?
さて、いちばん気になるこの、「クロキュアはデリケートゾーンや乳首に使えるか?」という疑問、ぶっちゃけてしまうと・・・
オススメできません!!!
なぜかと言いますと、クロキュアの添付文書(いわゆるトリセツ)に、
「化粧品ではないので(中略)顔面には使用しないこと。」
って書いてあるんです。しかも、「粘膜もダメ」とあります。
デリケートゾーンは顔より皮膚が薄く敏感な部位。それに粘膜部分がとても近い。乳首だって、粘膜ではないものの皮膚が薄くて刺激にすごく敏感な部分です。
だから…クロキュアがデリケートゾーンや乳首に効果があるとかないとか以前に、成分による刺激が強くて、「何らかの肌トラブルが起きる可能性が高い」と考えられるのです…。
念のため、先に紹介した3つ以外の全成分を記しておきますね。
ポリソルベート60、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリセリン、プロピレングリコール、パラベン、パラフィン、流動パラフィン、ステアリルアルコール、セタノール、ミリスチン酸イソプロピル、カルボキシビニルポリマー、スクワラン、トリエタノールアミン
↑↑アルコール類や防腐剤のパラベンなど、人によっては刺激となってしまう成分も。敏感なデリケートゾーンや乳首に向いているとは言えません。
「それでも使ってみたいな~」という方にトドメの一言↓↓
「美白作用のある成分は含まれていないため、デリケートゾーンや乳首の黒ずみを解消できる可能性は低いですよ!」
添付文書によると、クロキュアを使って良い部分はひじ・ひざ。
そのほかは、かかと・くるぶしの角化症、手指のあれ、さめ肌、老人の乾皮症、とのこと。
以上です。間違っても、デリケートゾーンや乳首(それと顔)にはご使用にならないでくださいね。
デリケートゾーンや乳首の黒ずみには、専用のクリームが最適
クロキュアがデリケートゾーンや乳首などの、敏感な部位の黒ずみケアには向いていない、ということが分かったところで…
「じゃあ何を使えばいいの?」って思いますよね。
それがちゃんとあるんです!赤ちゃんのお肌にも使えるほど優しい成分だけで作られている、「黒ずみケアクリーム」が!!
まぁネットで探すとたくさん出てくるのですが、その中でも王道なのと私のお気に入りの、2つをご紹介します。
- 【王道】イビサクリーム
- 【お気に入り】ハーバルラビット
イビサクリームは、黒ずみケア界のパイオニア的存在とも言える商品です。(先日、渋谷のセンター街でポスター見かけましたw)
ハーバルラビットはイビサクリームよりまだまだ新しいですが、黒ずみケアの実力に差があるかと言うと、そんなことはありません。
どちらにも共通しているのが…
- デリケートゾーンを含め全身に使用可能。
- 赤ちゃんにも使えるほどの優しい処方。
- 使いやすいチューブタイプ。
ちなみに私、イビサクリームとハーバルラビットの両方を使ってみたんです。昔から全身のあるゆる黒ずみを気にしていたのですが、きちんと毎日継続して使えたのがハーバルラビットでした。
そのおかげか、黒ずみというコンプレックスはほとんどなくなって、自分に自身が持てるように!
しかし、黒ずみは一度解消できても、予防しないと再度できやすいものです。黒ずみケアクリームは、黒ずみの解消はもちろんのこと、予防ケアにも使えてとてもベンリ。
さて、「なぜ王道のイビサクリームではなく、ハーバルラビットなの?」と思った方にその秘密をお伝えしましょう。
それがけっこう単純で、ハーバルラビットはパッケージがカワイイのと、使うたびにテンションが上がる良い香りがするからです(笑)
黒ずみはお肌の内部から発生してできるものですから、キレイに解消するまでにはある程度の時間がかかります。そしてその期間の長さについては個人差があるため、一概にどれくらいとは言えません。
となると黒ずみ用クリームは、毎日欠かさずケアしていける商品を選ぶのが前提となります。(せっかく買っても、三日坊主になってしまってはもったいないですし。)
私の場合は、自分に合っているのがたまたまハーバルラビットだった、ということですかね~。
イビサクリームの匂いは木工用ボンドみたいな、ゴム製品のような、ちょっと工業製品のようなクセのあるかんじ。うすーく伸ばしてしまえばすぐに気にならなくなる程度ですが、数回使ってやめてしまいました(笑)
そんなわけで、現在も黒ずみ予防のために愛用している、ハーバルラビットに軍配が上がったのでした。
↓↓レビュー書いてみました!ご参考になれば幸いです^^
ではでは。
しつこいようですが、デリケートゾーンや乳首にはクロキュアではなく、専用の黒ずみケアクリームをお使いくださいね!