デリケートゾーン全体が黒ずんで見える原因の一つに・・・
「小陰唇肥大症(しょういんしんひだいしょう)」
と呼ばれるものがあります。
小陰唇肥大症とはその名の通り、デリケートゾーンのビラビラが大きいことを言います。ちなみに、「◯◯症」となっていますが病気ではないのでご安心くださいね。
小陰唇が大きいことは病気ではないですし、彼氏や旦那さんに「大きいね」と言われてしまうほどでなければ、特に気にする必要はないと思うのですが…
ただ、小陰唇が大きいと感じて悩んでいる女性たちは口をそろえて、
「小陰唇に黒ずみがあって、しかもペロ~ンと大きくハミ出てるから、すごく目立つ…(泣)」
と、嘆いているのです。
そのせいで自分のデリケートゾーンに自信が持てず、男性とのお付き合いに消極的になってしまう方もいます。
なかには、黒ずみのある小陰唇が目立つのが恥ずかしくて、VIO脱毛を諦めている…なんていう方も。
そこで今回は、美容外科などで行われている「小陰唇縮小手術」を主軸に、その費用や注意点、そして気になるデリケートゾーン全体の黒ずみを解消&予防する方法をご紹介いたします!
小陰唇の黒ずみ部分を「切除する」という選択肢
↑↑このタイトルにビックリした方、いらっしゃるんじゃないでしょうか(笑)
「切除だなんて、なんかコワイ!」って思いますよね。でも…まさに手術で切ってしまうんです!アソコのビラビラを…!!
小陰唇が大きすぎて摩擦で炎症が起き、生活に支障をきたすほどの痛みが・・・っていう場合はもちろんですが、小陰唇の黒ずみを気にして切除に踏み切る女性が増えてきているようです。
実際に、大きめの小陰唇の黒ずみ部分を切ることで、デリケートゾーン全体の印象が明るくなるのは、考えてみればなんとなく想像がつくかと思います。
それから、小陰唇の外側部分を「大陰唇(だいいんしん)」といいます。現在、小陰唇の場合は手術しか確実な治療法がありません。それに対し、大陰唇の黒ずみは切らずともキレイにすることが可能ですので、小陰唇縮小手術とあわせてケアしてあげましょう。
(その方法はもう少し下のほうで解説しますね。)
小陰唇に黒ずみができる原因や、小陰唇縮小手術に関して以下の記事が詳しいです。ぜひ参考にしてください。
小陰唇縮小手術を受ける前に確認したい3つのコト
いざ、小陰唇縮小手術を受けると決めたら。後悔しないためにも、あらかじめ確認しておくべき費用やリスクのこと、賢いクリニックの選び方など、知っておいていただきたい重要なことを3項目に絞ってみました。
①小陰唇縮小手術の費用について
小陰唇が大きいと悩んでいる皆さんにとって特に気になるのは、小陰唇縮小手術にはどれくらいの費用がかかるのか?ということだと思います。
まず、小陰唇縮小手術は自費診療にあたるため、健康保険の適用とはなりません。
費用の相場としては、両側でだいたい20万円前後といわれています。このほかにオプションとして、麻酔の費用等が別途加算される場合もあります。
両側同時の手術に比べると基本的に割高にはなってしまいますが、左右にある小陰唇のどちらか片側だけの手術も可能です。
なんと驚くことに、手術経験があまりにも少なくて患者さんに依頼されたくないがために、わざと相場より高く設定しているクリニックもあるんだとか。(そのようなところは、集客するために小陰唇縮小手術をメニューに入れているそうです。)
詰まるところ、小陰唇縮小手術の費用は安すぎるのも当然心配ですが、高ければ良いというものでもないのです。
②手術後に起こりうるリスク
小陰唇縮小手術は、比較的失敗の少ない手術と言われていますが、油断は禁物。まれに小陰唇の左右が非対称(異なること)になったり、いびつな形に仕上がってしまうことがあるようです。
そんな、再手術するような事態にならないためには・・・
小陰唇で「どのように困っているのか」と「希望のデザイン」を医師にしっかり伝えることが大切です。詳細は、下の③【重要】クリニック選びのコツを参考にしてください。
手術後にしてはならないことや、気をつけることもたくさんあります。
- 術後24時間は安静にするのが最も重要→手術後24時間以内に再出血が起こりやすいためです。
- 湯船・プール・サウナに入る→出血や感染症を招くためとても危険!2週間~1ヶ月は避けて。
- 運動・スポーツや自転車→2週間は控えて。テニスなどの激しい運動は1ヶ月後から。
- ガードルを着用→手術後1週間はガードルで患部を圧迫し、出血を防止します。
- シャワーは必須→泡立てた石けんも使用可能。患部を清潔に保つことで、感染症などを防止。
- 性交はいつからOKか→これは手術方法によってまちまち。最短で1週間、長くて1ヶ月ほど。
- 仕事は2~3日休む→座り仕事であれば2日間、立ち仕事なら3日間お休みを取って安静に。
↑↑注意しなければならないことは、これで全てではありません。手術後のアフターケアについては、きちんと担当医の支持にしたがってくださいね。
③【重要】クリニック選びのコツ
特に重要視すべきは、小陰唇縮小手術の症例数の多いクリニックや医師を選ぶことです。
症例数が多いほど、これまでにたくさんの小陰唇縮小手術を行ってきて経験豊富。つまり、失敗の心配が少ないだけでなく、アドバイスの質も高いものと考えられますし、安心して手術を受けられることでもあるでしょう。
小陰唇が大きいというのは女性特有の悩みであることから、男性医師よりも女性医師の方が小陰唇の手術経験が豊富な傾向にあります。しかしながら、男性から見てベストな小陰唇のデザインを求めて、あえて男性の医師に依頼する方もいらっしゃるようです。
小陰唇だけの手術を望んでいるのに、なかには、「他の部位(大陰唇など)も手術した方が良い」とか「脂肪注入もした方が良い」などと、黒ずみとは関係ない手術まで強くすすめるクリニックも存在します。
カウンセリングの段階で、「これって勧誘かも…?」と不安を感じるようであれば、別のクリニックにも相談した方が安心です。
小陰唇の悩みを真剣に聞いてくれて信頼できる担当医を見つけ、満足いくまで相談できると良いですね!
大陰唇の黒ずみケアには専用のクリームを
小陰唇を小さくすることも、大きいことによってできた黒ずみのケアも、今のところ小陰唇縮小手術でなければ不可能か、非常に難しいと言われています。
でも、大陰唇(デリケートゾーン)の黒ずみはセルフでのケアが可能なんですよ。めったにないと思いますが、お医者さんが首をかしげるほどの深刻さでなければ、わざわざ手術する必要はありません。
筆者もデリケートゾーンの黒ずみには苦い思い出がありまして…。昔お付き合いしていた恋人から、
「お前のアソコ黒いよねw」
と、超ストレートに言われたんです!(泣)
当時、もともと軽くは気にしていたのですが、デリカシーの無いその一言がものすごくショックでした。でもその言葉に駆り立てられるように、「見返してやるー!!(怒)」という思いでデリケートゾーンのケアを始めた結果・・・
黒ずみがきれいになっただけでなく、自分のデリケートゾーンに自信が持てるまでに!!
私がどうしてそうなれたのか?というと、デリケートゾーン用の黒ずみケアクリームで、念入りにお手入れしていたからなのでした。それはすぐに効果が現れるモノではなく個人差もあるので、続ける努力が大切です。
といっても使い方はすごく簡単で、毎日の朝と夜に、デリケートゾーンにそのクリームを塗り込むだけ。私は黒ずみがきれいになったのを実感できた後も、「黒ずみの予防薬」みたいな感じでクリームを塗り続けていて、現在もデリケートゾーンのキレイを維持できています。
そういうわけで、大陰唇の黒ずみの方は、デリケートゾーン用黒ずみケアクリームでなんとかなる!はず。
↓↓コチラで筆者お気に入り(使用中)のクリームを紹介しています!ぜひ覗いてみてください。
小陰唇の黒ずみ、まずは相談から!
今回は、小陰唇の一部(黒ずみ部分)を切る小陰唇縮小手術の解説と、大陰唇の黒ずみを解消する方法のご紹介を中心とする内容でした。この2つを実践することで、デリケートゾーン全体の黒ずみをさっぱりキレイにすることができるでしょう。
けれど、手術となるとやっぱり戸惑ってしまいますよね~。ご自身の小陰唇が「大きいかも…」とお悩みの方、いきなり手術に踏み切るのではなく、まずは軽い気持ちでカウンセリングだけでも受けてみると良いかも。
カウンセリングの結果によっては、「アナタの場合は大きいうちに入らないですよ。なので、手術するほどではありませんね。」と診断されることも大いにありえます。黒ずみだと思っていたものが、塗り薬で治る炎症だった…という可能性だってあるかもしれません。
「小陰唇の黒ずみなんてどこに相談したらいいのよ~(泣)」と泣きたいほど悩んでいる方が、この記事で一人でも多く救えたら…と思います!