最近、暖かくなってきて薄着が多くなってきましたね。オフショルも流行っていますが、それでも安定した人気を誇るのがノースリーブです!また、水着で脚やお腹周りを隠すパレオなどが注目を集めていますが、こちらもノースリーブです!
そこで問題が…
あなたのワキ!そのまんま見えてしまうのです!
脇は、皮膚が弱くダメージを受けやすいうえ、ムダ毛の処理が欠かせない場所です。
脇毛の伸びる速さは平均して1日に約0.3~0.4㎜程と言われていますが、
毛が生えやすい春や夏は1日で1㎜程伸びてしまう場合もあります。
私は、中学2年生からムダ毛を剃りはじめ…はや20年以上になります。
20年も剃られ続けたワキ…考えただけでも恐ろしいほどのダメージです。
そのダメージ、肌がただれたり、乾燥や肌荒れにつながるだけでなく、黒ずみにも関係しています。
他にもワキが黒ずんでいると困ることがある!?
詳しくは…
あなたのワキ…大丈夫ですか?
あれっ!
ちょっと色が暗いかも…?
そう思ったら、はじめ時です!
まずは、黒ずみの原因から見ていきましょう!
なぜワキに黒ずみができるの?
先ほどお話ししたようにワキはムダ毛の処理が頻繁に行われる場所です。
カミソリやシェーバーで皮膚の弱いワキを剃ることで、肌は大きなダメージを受け、
自らを守るためにメラニン色素が生まれていきます。
この、メラニン色素が沈着して、肌の色が暗く黒ずんで見えてしまうのが黒ずみです!
ワキの黒ずみは治せるの?
ワキの黒ずみに限らず、黒ずみは基本的に治ります。
ターンオーバーによって、人の肌は古いものから新しいものへと入れ替わっていくので、
肌のダメージを防ぎ、しっかりとケアを行うことで治すことができます!
そこで、注目されているのが、豆乳ローションです!
豆乳ローションがワキの黒ずみに効くって本当?
うーん…直接効くわけではないんです!
先ほど説明した黒ずみのできる原因にワキのムダ毛処理が関係していましたよね。
実はこの豆乳ローションはムダ毛の成長を抑制する効果があると言われているのです。
ワキ毛の成長が抑制される=抑毛効果がある⇒カミソリでムダ毛の処理をする必要がない⇒ダメージがない⇒黒ずまない
というメカニズムから、黒ずみがだんだん改善されていくというものなのです。
つまり、豆乳ローション自体に美白効果はありません。
あくまでも期待されえるのは、抑毛効果です!
なぜ豆乳ローションに抑毛効果があるの?
豆乳ローションに含まれている「豆乳発酵液」、「大豆エキス」、「ダイズ種子エキス」などに含まれる大豆イソフラボンが関係しています。
大豆イソフラボン…
聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
胸が大きくなるとか、肌がツヤツヤになるとかって言われていますよね。
実は大豆イソフラボンの効果はそれだけではないのです!
・抗酸化作用
・更年期障害の緩和
・ガン予防効果
・糖尿病改善効果
・生活習慣病の予防・改善効果
・骨粗しょう症予防効果
・美肌効果
・血流改善効果
そして抑毛効果があると言われています。
そもそも大豆イソフラボンとは?
ポリフェノールの一種であり、体内で女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用をもつ色素成分です。
大豆、きなこ、納豆、豆腐、油揚げ、味噌など、主に大豆製品に多く含まれています。
また、骨の代謝に深く関与し、骨量の保持や増加作用をもつほか、女性ホルモンの激減の緩和、血中アルコール値の低下、中性脂肪値・血圧値の正常化作用、動脈硬化など生活習慣病の予防・改善などに効果があると言われています。
※「植物由来のエストロゲン」とも呼ばれています。
女性ホルモンのエストロゲンと似た作用をもつ?
もともと、ムダ毛が生えるのは男性ホルモンの作用が働いているため。
女性の体内で分泌される男性ホルモンの量は男性の5%~10%だと言われています。
この男性ホルモンは以下のような作用があります。
・男性的な筋肉質の体を作る
・皮脂の分泌を促進する
・体毛の発育を促す
・性欲が高まる
・内臓脂肪の増加を抑える
・骨を太くする
この男性ホルモンは女性にも働きかけているため、ムダ毛が生えてしまいます。
それに対して、女性ホルモンには以下のような作用があります。
・女性らしい丸みをおびた体を作る
・生理を起こす
・妊娠させる
・美肌を作る
・自律神経を安定させる
そこで、ムダ毛が生えるような作用を持たない女性ホルモンを取り入れることによって、男性ホルモンの割合を少なくし、体内の女性ホルモンの割合を増やし、抑毛するというわけです!
さて、豆乳ローションに含まれる大豆イソフラボンの抑毛効果がわかったところで、豆乳ローションの作り方について説明しましょう!
「えっと…作るの自分で?」と戸惑っているあなた!
もちろん市販の豆乳ローションでも効果は期待できますが、市販の豆乳ローションはコストや長期保存の面から、水や添加物を多く含んでいて、せっかくのイソフラボンの含有量が少なくなってしまっています。
そこで、おすすめすのが手作りの豆乳ローション!
保存期間は短いですが、安心・安全のローションです。
豆乳ローションの作り方
必要な材料
・無調整豆乳(500ml)
市販の豆乳を大きく分けると「調整豆乳」と「無調整豆乳」がありますが、不必要な成分が入っていない『無調整豆乳』を選びましょう。
その理由は、豆乳ローションを手作りする際に使う豆乳は大豆固形分が8%~12%までのものが良いと言われているからです。
『大豆固形分』って見聞きしたことはありますか?普段からこだわって豆乳を飲んでいる方でないと、あまりご存知ないかもしれませんね。
実は豆乳には、もとである大豆の成分の濃さを表す数値があり、必ずパックの横か裏面に書かれています。それが大豆固形分の濃度なのです。
ちなみに、豆乳を飲んだことのある方であればお分かりかと思いますが、一般的には無調整豆乳より調整豆乳の方が美味しく感じられます。調整豆乳が美味しいワケは、その名の通り、いろいろな成分を添加することによって味を調整しているからです。
そのため、大豆固形分が8%以上で12%以下という基準を満たしているのは、ほぼ添加物のない無調整豆乳となるのです。
※大豆固形分は多すぎてもいけません。12%より多くなると、抑毛に不要な成分までも抽出してしまい、効果が薄れてしまうためです。
・レモン2個(=100ml程度)
豆乳に含まれている大豆たんぱく質は、毛穴をつまらせる原因となります。それを防ぐ(固めて取り除く)ために、レモンに含まれるクエン酸が必要となります。
レモンは必ず生のレモンを選び、皮は使わないでください。
レモンの皮に含まれる「ソラレン」という成分は、日焼けを促進してしまう作用があります。豆乳ローションには生のレモンの実の部分だけを使用してくださいね。
・消毒用エタノール
消毒用エタノールは、有効成分をより浸透しやすくする目的で用います。
エタノールには『無水エタノール』と『消毒用エタノール』がありますが、豆乳ローションで使うのは『消毒用エタノール』です。
※無水エタノールはアルコールの濃度が高いため、肌の水分を奪ってしまうので避けてください。
使用する調理用具
- 料理用温度計 (100℃ぐらいまで計れるもの)
- 500ml程度の水が入るナベ
- キッチンペーパー2枚
- ふきん (綿素材のタオル) か料理ガーゼ(新しいもの)
- ステンレス製のザルとボウル
- 50ml程度のスプレーボトル(使い切る目安が1週間のため)
- 保存に必要な分のスプレーボトル(余った分を冷凍保存)
※小分けにして冷凍保存し、1週間ずつ使用するのがベスト。そのため、50mlくらいのスプレーボトルと同じ容量の容器を、いくつか用意するとたいへん便利です。
材料を混ぜる・調理する
① レモンを洗って絞る
先ほども説明しましたが、レモンの皮に注意!一緒に絞ってしまわないよう、皮を剥いてから絞るのが最善策です。
②消毒用アルコール50ml (約大さじ3杯分)をわける
混ぜやすくするため、先に小皿に分けておきます。
※主成分はアルコールですから、火が燃え移るととっても危険です。作業するのも保存するのも、必ず火気のない場所で行いましょう。
③ 豆乳を弱火で温める
豆乳500mlをナベに入れ、弱火で65℃くらいになるまで加熱します。
④ 豆乳にレモンを加える
豆乳の温度が65℃になったら、あらかじめ絞っておいたレモン汁を加えます。
※豆乳は70℃を超えると湯葉ができて有効成分が逃げてしまうと言われています。ですので、温度計を見ながら、温まり過ぎないように十分注意してくださいね。
⑤ 弱火で10秒ほど混ぜる
レモン汁を加えたあと、そのまま弱火で10秒程度かき混ぜます。すると、不要な大豆たんぱく質がクエン酸と混合し小さなツブツブができます。すると全体がトロトロしてくるので、その状態になったら、コンロの火を止めます。
⑥消毒用エタノールを混ぜる
トロトロになった豆乳を別容器に移し、先に分けておいた消毒用エタノール(50ml)を加え、かき混ぜます。
※再度言いますが、消毒用エタノールを扱う際は必ずコンロの火を消して行ってください!
■豆乳ローションを抽出■
ここからは、豆乳ローションを抽出する作業となります。その前に使用する用具を用意しましょう。
事前準備
①ザルに綿素材のタオル又はガーゼを敷く
綿素材のタオルを使用する場合は、不純物や雑菌が入らないよう、清潔なものを使用してください。(新品であれば尚良し。)
②更にキッチンペーパー2枚を敷く
ザルに敷いたタオル(ガーゼ)の上から、2枚のキッチンペーパーを重ねて敷きます。
③ザルの下にボウルを重ねる
ボウルをザルの下に重ねます。いよいよココから、豆乳ローションを抽出していきます。
④豆乳をボウルに流し込んで置いておく
レモン汁と消毒用エタノールの混ざった豆乳を、ボウルに流し込みます。それから、素手で絞れるくらいの温度になる(冷める)まで、約10分~20分放置します。
⑤豆乳を絞る
ボウルに敷いたタオル(ガーゼ)で豆乳を包み込むように持って、ゆっくり豆乳を絞ります。
※敷いたガーゼやキッチンタオルからこぼれないように絞るコツは、勢いよくギュッとせず、優しく力を加えながら行うと良いでしょう。
⑥完成!
これで豆乳ローションの完成です!
ボウルから別の容器へ移して熱を冷まし、用意しておいた保存用のスプレーボトルに分けて入れていきます。
すぐに使用する分(ボトル1つ)は冷蔵庫で保管します。それ以外の分は冷凍庫に保存して、使う時に出しましょう。
皆さんもぜひ試してみてください!
おすすめの使い方
手作りの豆乳ローションを肌にきちんと浸透させるための方法として、コットンパックをオススメします!
やり方はとても簡単で、コットンに適量の豆乳ローションを染み込ませ、ワキで5~10分程度はさむというもの。
この方法なら、豆乳ローションを肌にたっぷり浸透させられますね。
脇はダメージを受けやすく、自分ではなかなか見ることができない難しい部分ですが、
この豆乳ローションひたひたパックで、黒ずみケアを行って…
でも、毎回この豆乳ローションを作ってケアをするのは大変ですよね。
それに、抑毛効果が大豆イソフラボンにあると言うだけで、直接的に黒ずみを治すことはできません。
今、ある黒ずみを治すためには一体どうしたらいいのでしょうか?
もっと簡単にケアをするためには?
黒ずみケアのために作られた以下の商品を利用するといいでしょう。
クリームで黒ずみをケアしていくというもので、美白効果もありおすすめです!
イサビクリームは、黒ずみケアのクリームの中では特に有名な商品です。
プッシュ式で使いやすいヴィエルホワイトは、美容液のような使い心地が人気です。
以下の商品はワキの黒ずみに特化した商品です。
そして、一番おすすめなのがコレ!
ハーバルラビットです!
あなたもぜひ、自分に合った黒ずみケアの方法を見つけて、キレイなワキを手に入れましょう!