黒ずみの治療法
黒ずみの治療法はたとえばこんなにあります。
- レーザー治療（YAGレーザー・フラクセルレーザー・レーザーホワイトニング・Qスイッチルビーレーザー・アレキサンドライトレーザーなど）
- ケミカルピーリング
- 治療薬
- イオン導入
- 超音波導入
- フォトフェイシャルファースト
- プラセンタ注入
- 美白・肝斑ケア点滴
- ハイドロキノン
- トレチノイン
- クロモライト（アクネライト）
- レチノール
などです。
黒ずみの種類ごとの治療法
上記に挙げたように、とてもたくさんの治療法があるけれど、どれが自分に合っているのかなんて全然わかりませんよね。
そこで、次は黒ずみの種類ごとに、効果的な治療法を紹介していきます。
ザラつき・肉割れが目立つ黒ずみ
症状：ザラッとした肌ざわり、肌に亀裂のような線、ニキビとは違うブツブツが広範囲にできている
おすすめの治療法：角質融解作用のある成分（トレチノイン・サリチル酸・乳酸など）が含まれている塗り薬、または、レーザーピーリング・YAGレーザー・フラクセルレーザー
ニキビ・肌荒れが目立つ黒ずみ
症状：ニキビができて炎症がある、単一的なブツブツがある座るとニキビが痛い
おすすめの治療法：抗菌・抗炎症作用のある成分（アダバレン・グリチルリチン酸２Kなど）が含まれている塗り薬または、クロモライト（アクネライト）などのレーザー治療
ただの黒ずみ
症状：上記の二つのような症状はなく、大きなシミのような黒ずみが広範囲に多くある
おすすめの治療法：美白効果のある成分（ハイドロキノン・トラネキサム酸・ビタミンC誘導体など）が含まれている塗り薬または、レーザーホワイトニング・Qスイッチルビーレーザー・アレキサンドライレーザーなどのレーザー治療
低コストで治したい人におすすめの治療法
「高くなってもいいから、とにかく最短で治したい！」という方にはレーザー治療と塗り薬が手っ取り早いですが、「あまりお金をかけずに治したい！」という方にはケミカルピーリングがオススメです！
皮膚にフルーツ酸(グリコール酸)や植物の酸(サリチル酸)を用いて蓄積された古い角質層を除去するという方法で、このことにより新陳代謝が促進され、きめ細かなハリのある皮膚を取り戻します。
ケミカルピーリングは、ニキビやシミなどを治療するだけのものではありません。
効果的に皮膚を活性化させ、うるおいに満ちた肌へ導くので、黒ずみに悩んでいる方にも大きな変化をもたらしてくれます。
以下の表は、治療法ごとの総額・施術回数・治すまでの期間をまとめたもの。
※あくまで費用と期間は参考程度まで。
※塗り薬とケミカルピーリングは、使用する薬剤によって費用が大きく変動。
※イオン導入はセットで行うことが基本的に多いもよう。
黒ずみを繰り返さないための日頃のケア
美容皮膚科で黒ずみをせっかく治しても、前と同じ生活を続けていては、また黒ずみの日々に逆戻りです。
そのため、施術中はもちろんですが、常日頃から、黒ずみができそうな習慣や行動に気を配るべきです。
そこで、ここでは黒ずみを作る悪習慣を打破する為に気を付けることを紹介していきます。
・患部への刺激を避ける
たとえばお尻の黒ずみの主な原因は、長時間の座りっぱなしによって起こる蒸れ、乾燥、圧迫などの外部刺激。
そこで、刺激を緩和するためのクッションを敷いてみたり、座り方や数時間おきに立つなど、姿勢を変えることを心掛けてみる。すると、お尻への刺激を緩和することが可能です。
他にも、デリケートゾーンの黒ずみであれば、ムダ毛のケアの仕方や下着に問題があると摩擦や刺激になってしまいます。
そのため、衣服・ムダ毛の処理の仕方を見直す必要があります。下着は摩擦の少ないサイズの合っているものを選び、ムダ毛の処理はカミソリではなくシェーバーや除毛クリームにしたり、脱毛サロンに行くなどの方法で刺激を緩和することができます。
・毎日２回の保湿
1日2回、朝と晩に行うのが好ましいです。
好ましいタイミングは肌が乾燥しやすい朝と入浴後。お尻に塗り込むようにすると、黒ずみができにくい綺麗なお肌を保つことができます。
また、この際に使うクリームですが、摩擦だけでなくメラニン色素にもアプローチしたいので、美白成分を配合した保湿クリームを使用するのが効果的です。
この美白ケアもできる保湿クリームについては、以下のリンクが参考になるかと思います。
・月１～２回の角質ケア
黒ずみを作らないようにするには、まず角質を溜めないようにすることで、メラニン色素の排出を促すのが大切です。そして、その効果的な方法がピーリングやスクラブといった角質ケアです。
ピーリングやスクラブは肌に多少の刺激がある（個人差があります）ので、月に2回ほど行うのが効果的。すると、定期的にメラニン色素の排出を促すことができます。月に3回以上など多い頻度でしてしまうと、逆に患部に刺激を与えるだけになってしまうので、注意してくださいね。
また、美容皮膚科での施術期間中のピーリングなどは、通常よりも刺激が強くなってしまうため避けてください。治療が完了して肌が整ってきた１か月後くらいを目安に始めると良いですよ。
特に施術後１週間は、普段よりも肌が敏感で弱いため、刺激をダイレクトに受けやすく、逆に黒ずみやすい状態になってしまっています。
期間や頻度には注意して正しく角質ケアを行ってみてください！
