なんと!世界規模で見ると、日本女性のデリケートゾーンのケア事情はとても遅れているんです。
バスタイムにデリケートゾーン専用ソープを使うでもなく、普通の石けんやボディソープで体と一緒に洗ってしまう。さらに、保湿もすることなくアンダーヘアだってフサフサのまま。
↑↑そこのあなたも、思い当たるフシはありませんか??
つまり日本女性のほとんどが、デリケートゾーンのケアに関してめっぽう無頓着で、何もしていない。そんなナチュラル過ぎる日本女性のデリケートゾーンに外国人男性はビックリ!しかも、それが世界の常識みたいになっているそうです^^;
日本よりも美意識の高い国の集まるヨーロッパでは、80代のおばあちゃんだってデリケートゾーンはプリップリなのだとか。どうしてかというと、若い頃からきちんとケアするのが当たり前だったから。
それに比べてしまうと、何もしてこなかった日本のおばあちゃんたちのデリケートゾーンには、チリチリの毛が無造作に生えたまま。そのせいでムレてニオイやかゆみが発生し、さらには保湿をしていないからシワシワになって黒ずんで、しかも皮膚はたれ下がっていって…。
日本においては、デリケートゾーンに関係することっていったら、だいたい下ネタとして軽微に扱われてしまいがちです。それなのに、性に関わることをおおやけに口にすること自体が、若干タブーであったりもします。(例:テレビのバラエティ番組とか)
それに、欧米では恋人同士が人前でキスやハグを普通にします。でも、日本人はそのようなことをいまだに「はしたない!」とか「いやらしい!」というふうに教育されていて、軽蔑する風潮が根強いですよね。
デキ婚、いわゆる「できちゃった結婚」だって、晩婚化&生涯未婚率が高いこのご時世のなか、少しは認められつつあるけれど…。でも、まだまだ昔と大違いとは言えないですし、周りから「順番が逆!」と言われてしまうことも。
日本女性のデリケートゾーンケアが遅れている背景には、「女性たちのデリケートゾーンへの意識が低いこと」だけではないでしょう。私は、上に書いたような「日本のお国柄のせい」でもあることが原因として大きいのでは…と思っています。
デリケートゾーンをケアしないと起こる、恐ろしいコト3つ
①セックスレス
日本女性はだいたい40代から、膣の萎縮(ちぢむこと)がどんどん進みます。それに加えて、膣の乾燥が進むと膣壁(膣のカベ)が薄くなっていき、さらに粘液(おりもの等)の分泌量が減ります。
この悪循環が続くことで、膣は指1本すら入らないほどギューッと萎縮!その結果、セックスレスになる夫婦が多いのです。
②黒ずんでシワシワに!
デリケートゾーンの乾燥が著しく進むことで、大陰唇の黒ずみ化もどんどん加速!それだけでなく、デリケートゾーンが弾力を失ってシワシワになり、ベロンとたれ下がってしまうのです…。恐ろしや~!!
③やがて尿漏れまで…
②のように弾力(プリプリしていること)をなくしたデリケートゾーンには、さらなる悪夢が待ち構えています(泣)
それはなんと、更年期の「尿漏れ」!!
尿漏れはもともと女性の4人に1人が悩んでいる症状でもありますが、40代に入るとそれが3人に1人に増えるといわれています。
しかし、デリケートゾーンのケアをきちんと行い弾力を保っていれば、更年期の尿漏れを防ぐ可能性を高められるのです。
今日からデリケートゾーンケア!方法3ステップ
おばあちゃんになってもデリケートゾーンのプリプリをキープしたい、そこのあなたへ。今のうちからデリケートゾーンの適切なケアを始めて、将来のシワシワも黒ずみも尿漏れも防いでいきましょう。
デリケートゾーンのケアをするにあたって、大切なことは以下の3つです!
- ムダな毛をなくしてムレにくくする
- デリケートゾーン専用ソープで洗う
- 専用クリームで保湿してあげること
それでは、ひとつひとつ解説していきますね。
①アンダーヘアのお手入れ
デリケートゾーンのムレは、かゆみを引き起こしたり嫌なニオイのモトにもなります。これは女性ならではの悩みですから、婦人科で相談した経験のある方も多いと思います。
デリケートゾーンをムレにくくするには、VIO脱毛でアンダーヘアを脱毛するのが望ましいです。(特にI・Oラインですね)そうすることによって、かなり快適に過ごせるようになることでしょう。
【注意】カミソリは肌を痛めるので、特にデリケートゾーンには絶対に使わないでください!!
ところで、「脱毛は若い女性がするもの」と思っていませんか?
近年では40代・50代ほどの女性でも、将来的に介護してもらう時に恥ずかしい思いをしないようにと、デリケートゾーンの脱毛に通う方が増えているんですって。
ちなみにですが、アラサーの私の周りでは全身脱毛に通う友人が増加中で、その中には男性も(笑)
デリケートゾーン(VIO)の脱毛をするなら、美容皮膚科や脱毛クリニックでの医療脱毛がオススメです。サロン脱毛で使用されるレーザーは弱いため、毛根を破壊できず永久脱毛とはならないので注意です。(脱毛が完了した数年後に再度生えるようになる、と聞きました。)
また、医療脱毛はサロン脱毛より費用が高いと思われがちですが、医療脱毛で扱われるレーザーは強力なため、通う回数(照射する回数)が少なく済みます。ですからトータルで見ると、最終的にはサロン脱毛の方が高くつくことが多いようです。
デリケートゾーンの将来を見すえて、思い切って脱毛してしまうのがオススメです。
②デリケートゾーン専用ソープを使用
デリケートゾーンはその名の通り、とーってもデリケートな部分です。普通の石けんやボディソープでは刺激が強すぎるだけでなく、お肌に必要な油分や潤いも奪って乾燥を招き、かゆみなどが起こってしまいます。
だから…デリケートゾーンには、専用に作られた石けんやボディソープを使うのが必須なのです!
ヨーロッパやアジア圏の多数の国では、「約70%以上の女性がデリケートゾーンを専用品で洗っている」といったデータもあるほど。
それに対して日本女性の現状は…なんと約3%のみ!(らしい!)
洗い方だって、今までのようなゴシゴシ洗いは厳禁!
フワ~っとなでるように優しく洗い、ぬるめのお湯で流すだけで良いんですよ。
③デリケートゾーン専用クリームで保湿
デリケートゾーンを専用のソープで洗ったあとは、これまた重要なケアである「保湿」をしてあげましょう!
保湿をすることで、乾燥や下着との摩擦からデリケートゾーンを守ることができます。それにより、ムレやかゆみなどのあらゆるトラブルを防止できる、というわけです。
保湿するにあたっても、洗う時と同様、使うのはデリケートゾーン専用のものでなくてはなりません。
それは、ボディ用や顔用の保湿クリームも、デリケートゾーンにとっては刺激が強すぎるから。(デリケートゾーンの皮膚はまぶたよりも薄いんです!)
デリケートゾーンに使える保湿アイテムは、ドラッグストアなどに無くはないのですが、種類が非常に少ないです。また、デリケートゾーンに黒ずみがあってそれも気になる方には、保湿+美白できるものを選んでいただきたいのですが・・・
残念なことに、美白成分を配合したデリケートゾーン保湿アイテムは、市販品は皆無と言ってもいいくらい、どこにも売っていません。
でも、気を落とさないで。実店舗にはなくても、インターネットの通販ならたくさんあるんです!保湿だけでなく美白効果も欲しい方や、購入する際レジに持っていくのが恥ずかしいと感じる方は、ネット通販を利用しましょう!
(次の章にて、オススメのデリケートゾーンケアアイテムをいくつかご紹介しますので、しばしお待ちくだされ。)
<実物を手にとって購入したい方は…>
大きめのドラッグストアなどには、生理用ナプキンなどのサニタリー用品の棚近くに、デリケートゾーンケア用品のコーナーがあることも!
先日ふらっと立ち寄ったコスメキッチンにも、デリケートゾーンケアのコーナーを発見。思いのほか商品が充実している印象でしたが、人気商品は品切れ状態でした。
(「コレってもしや・・・日本でも、デリケートゾーンのケアに目覚める女性が増えている兆しかも!?」と少し嬉しくなりました^^)
ほかには、ランジェリーショップなどでも、デリケートゾーン専用品が取り扱われていることがあります。ご参考まで。
【キレイの秘訣!?】上記の3つにプラスしたいコト
ここでは、ちょっとエッチ?だけれど重要なお話をしますね(笑)
じつは、膣って使わないでいると、機能が衰えてしまうんですって!
その対策とは・・・とにかくセックスすること!!
セックスをするとその快感で良いホルモン(オキシトシンなど)がどんどん出て、幸福感を得られるだけでなくお肌もツヤツヤに。
膣内の粘液も増えて免疫力アップ!さらに女性としての魅力もアップ!で、良いことづくめなんです。
さらに、セックスでストレスのホルモン(コルチゾール)が減ります。そのため、フランスの女性は疲れた日に、ストレス解消のためにあえてセックスをするという話まであるんですよ。
デリケートゾーンケアにオススメのアイテム
さて、ココでは「デリケートゾーンのケアを始めたい!でも、いったい何を買えばいいの?」という方のために、具体的にどんな商品があるのか紹介していきます。
デリケートゾーンのケアにおいて重要なのは、「洗う」ことと「保湿する」こと。それから、黒ずみも気になるなら保湿の際に「美白する」ことをプラスしましょう。
ケアの最初は、デリケートゾーンを専用のソープで優しく洗って、清潔な状態にします。そうすることによって、その後の保湿がより効果的に。
<デリケートゾーン専用ソープ>
- ラクタシード オールデイケア
- サマーズイブ
- デリケートウォッシュオイル
ラクタシードとサマーズイブは、リキッド(液体)タイプのソープ。ちなみにラクタシードはフランス発で、サマーズイブはアメリカ発。海外ではどちらも広く愛用されています。日本では通販か、ドラッグストアでも取り扱いのある定番モノです。
デリケートウォッシュオイルは、日本のランジェリーブランド「ピーチ・ジョン」のオリジナル商品。こちらはとても珍しいオイルタイプとなります。使用方法は泡立てる必要がなく、デリケートゾーンに塗って3分待つというもの。PJの通販はもちろんですが、在庫があれば店舗でも購入可能です。
お次は保湿アイテム。洗って清潔な状態のデリケートゾーンに使いましょう。
<デリケートゾーン専用保湿クリーム>
- アンティーム ホワイトクリーム
- イビサクリーム
- ハーバルラビット
デリケートゾーン用に作られていて、保湿力の高いクリームタイプを厳選してみました。アンティームはオーガニック成分がたくさん配合されており、海外のオーガニック認証を受けているクリームです。ただ、「ホワイト」と名前にあるものの、美白成分は特には含まれておりません。なので保湿だけで良いという方におすすめです。
「保湿だけじゃなくて、美白も抜かりなく!」という方には、潤いも美白も叶えるイビサクリームかハーバルラビットがおすすめ。注意する点は、アンティームと違ってどちらも通販限定の商品なので、欲しい方はお早めのお申込みが必要となることです。
デリケートゾーン専用ソープも保湿クリームも、ネットで検索すればもっとたくさん見つかります。この記事を参考に、ぜひお気に入りのアイテムを探してみてくださいね。
デリケートゾーンをケアして、今も将来もHappyに!
デリケートゾーンをケアしてキレイを保つこと。それは私たちが将来しわしわのおばあちゃんになってからも、毎日を幸せに過ごすことに繋がってきます。
「自分はきっと大丈夫!」と思っていても、体は日々、男女関係なく衰えていきます。放置していればデリケートゾーンだって例外なく衰えて弾力を無くしていき、尿漏れなどのトラブルもおのずと増えることでしょう。
でも、デリケートゾーンはケアすることによって、未然にトラブルを防いだり軽くすることができます。それに、彼氏や旦那さんという大切なパートナーから「いつもキレイだね」って言われたり、もっと愛される可能性も…♪
自分のデリケートゾーンに気を配り、ケアすることによって起きるメリットを感じるのは、なにも自分だけではないんですよね。
今のうちからデリケートゾーンのケアを始めて、今という毎日、そして将来も幸せに過ごしていきましょう!