全身鏡の前に立って、ヒザをよく見てみてください。膝の周りが元の肌の色よりも濃くなって、皮膚が部厚くなってはいませんか?ヒザは関節のある箇所なので、皮膚の中でも伸び縮みの運動が頻繁に行われる箇所であると言われています。そのため、自分ではあまりマジマジと見るところではありませんし、曲げたり伸ばしたりすることで他の箇所よりも暗く見えてしまったりします。
しかし、他の人からはスカートやショートパンツを履いた際には意外と目立ってしまうものなんです!
これを機会に、ヒザを曲げた状態ではなく伸ばした状態でも皮膚の色が他の箇所よりも黒ずんでいないか?ご自身で確認してみてください。なんとなく、ふくらはぎや太ももと比べると、ヒザからその周りにかけて暗くなっていると感じたら、ヒザが黒ずんでいるのかもしれません!
ちなみに体の黒ずみに悩む私のヒザも、もちろん漏れなく黒ずんでいます(涙)
黒ずみやすいタイプの肌質なんだってことは理解していても、だからといってこんな人目につきやすい場所の黒ずみ、気になる頻度としてはもしかしたらデリケートゾーンよりも多いかもしれません…。
ヒザが黒ずんでいると気になって夏でも素足になれないし…そうなるとおしゃれの自由度も下がって着たい服も着れません。綺麗な足の子を見かけると、生まれ変わりたい〜TTって心底思ってしまいます。
それに脚フェチの男性も多いですよね!女性の脚は生足に限る!なんて、出したくても出せない子もいるっていうのに。(ここに…)
それでも少しでも理想の脚に近づけるよう、私なりに「なぜヒザの黒ずみが出来てしまうのか?」そのメカニズムについて調べてみました!!
なぜ、黒ずみが出来てしまうのか?
黒ずみは、肌が刺激を受けることで、肌の中にあるメラニン色素という色素成分がが生成され、さらにターンオーバー(肌が生まれ変わるサイクル)が乱れることで、古い角質がうまく体外に排出されずに蓄積されてしまったものをいいます。
黒ずみのメカニズムを5段階で説明するとこんな感じになります!
黒ずみのメカニズム
1.肌が刺激を受ける
2.メラノサイトが影響を受ける
3.メラノサイトがメラニンを生成する
4.ターンオーバーが崩れる
5.メラニンが蓄積され、黒ずみになる
それでは、「ヒザの黒ずみの原因となる刺激は一体なんなのでしょうか?」
調べてみました!
ヒザの黒ずみの原因って何?
ヒザの黒ずみは主に、圧力と乾燥が原因だと言われています。
圧力
ヒザは体重を支えたりするうえでも大切な関節の部分です。
ヒザをついて何か作業するってこと、意外と多いですよね。膝立ちや四つん這いなどの低姿勢は、普段は足の裏の硬い皮膚で支えている体重をヒザの皮膚で支えることになるので、大きな圧力がかかります。
また、何気なくしてしまう、脚を組む・正座などの行動もヒザに負担を与えてしまう行動の1つなんです。
この圧力が、皮膚にダメージを与え、黒ずみの原因になってしまうのです。
乾燥
また、ヒザの皮膚は身体の他の皮膚と比べても、毛穴の量が少なく、皮脂や汗がほとんど出ない為、最も乾燥している場所だと言われています。ヒザがカサカサしたり、白く粉を吹いたような状態になったことはありませんか?これらはヒザが乾燥している証拠です。
冬場や乾燥が気になった際に、手にハンドクリームは塗りますが、ヒザにはあまりクリームで保湿をしたりしませんよね。ヒザのケアは忘れがちなこともあって、肌が乾燥した状態で、刺激に対して非常に弱くなってしまっています。
そのため、普段ならなんてことない刺激にも、敏感に反応してしまい、皮膚がダメージを受けてしまうのです。
他にも、紫外線や摩擦などの原因も考えられます。
紫外線
紫外線も肌にとっては大きな刺激です。
長時間、日光を浴びていると肌が黒く焼けてしまうのも、実はメラニン色素の反応によるものなのです!そのため、ターンオーバーが乱れているとそのままメラニン色素が蓄積されて、黒ずみになってしまいます。
しかし、普通の日焼けの場合(海水浴やBBQなどで焼けたような、腕や背中などの日焼け)は、ターンオーバーが乱れてはいないので黒ずみという形で蓄積されることなく、少し日が経てば、またもとの肌の色に戻ります。
こちらも前回同様5段階で説明します。
紫外線によるメラニン生成のメカニズム
1.紫外線を浴びる
2.紫外線が肌の中にあるケラチノサイトに刺激を与える
3.メラニンを作るメラノサイトが活性化
4.チロシンというアミノ酸がメラニンに変化する
5.メラニンが蓄積する
摩擦
これは主に、服装によって左右されます。
身体のラインがはっきりと出るような、タイトな服を好んで着ることが多い人は注意しないと、衣類の摩擦で黒ずみができてしまっている場合があります。
よく言われるのが、合わない下着などを長期間にわたって着用していたことによる摩擦で、デリケートゾーンなどが黒ずんでしまうパターンです。これはヒザも同じで、スキニージーンズなど、タイトな衣服はずーっと肌に擦れている状態なのでその刺激による影響で黒ずみになっている可能性も…
詳しくは以下のサイトからご覧ください!
ヒザの黒ずみのメカニズムと原因が分かったところで、次はそんなヒザの黒ずみを治す方法についてみていきましょう!
ヒザの黒ずみを治す方法
1.ヒザの皮膚を柔らかくする
2.膝を優しく洗う
3.古い角質層をはがしとる
4.保湿・美白ケアを行う
それではこれらの4つのステップを1つ1つ見ていきましょう。
1.ヒザの皮膚を柔らかくする
ケアを行う前に、湯船にゆっくりとつかるなどして、ヒザの皮を柔らかくしましょう。
半身浴程度(ヒザがお湯の中に完全に入った状態)で十分です。ヒザは角質層が厚く、そのままケアしても肌の奥まで保湿・美白成分が浸透しにくい部分です。
湯船に入りながら、ヒザを中心に軽くマッサージしてみてもいいかもしれません。
2.ヒザを優しく洗う
ヒザに過度な刺激を与えないように、優しく泡で包み込むように洗っていきます。この時、ナイロン製の布やタオルでこすらないようにしてください。
新たな刺激となり、黒ずみを悪化させる可能性があります。
3.古い角質層をはがし取る
ピーリングやスクラブで、ヒザの古い角質層をはがし取ります。洗う時と同様、こすったりせずに優しくマッサージするように行ってください。
ピーリングやスクラブは市販のもので十分です。出来れば、肌に優しいものを選ぶとよいでしょう。肌への負担を軽減することができます。
そこでおすすめなのが、レモンピーリングです!
レモンピーリングの方法
1.レモンをスライスする
2.スライスしたレモンをヒザに乗せる
3.そのまま10分ほど置いておく
4.蒸しタオルなどで優しくふき取る
5.週に2~3回、入浴後に行う。
私たちも実際に食べることができるレモンを使っているので、化学物質などが含まれている心配もありませんし、自然なもので簡単に行うことができるので非常におすすめです。
ピーリングというと、ザラザラとしたくりーむでこすり落とす様なイメージですが、このレモンピーリングであれば、そのような負担を肌に与えることなくピーリングすることができます。
4.美白・保湿ケアを行う
前述したように、ヒザの黒ずみの原因に乾燥が挙げられます。
その乾燥を防ぐためにもこの工程は欠かせません。
ピーリングをしたままで終わりにはせず、しっかりと保湿をしてあげてください。
~おすすめの美白成分~
ハイドロキシン:メラニン生成に関わる酵素の活性化を防ぐ
トレチノイン:尿素・肌の新陳代謝を促進する
ただし、トレチノインや尿素によって肌の新陳代謝を高めすぎると、弱い肌が出来てしまう恐れがあります。はじめから濃度の高いものを使うのではなく、まずは濃度の低いものから使い始めてみて、肌の状態を見ながら濃度を上げていくのがおすすめです。
美白成分などに関する情報を詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
また、現在様々な黒ずみに効く美白ケア商品があります。
今回は、人気の美白ケア商品をご紹介します!
美白ケアおすすめランキングベスト3!(当サイトより)
1位 ハーバルラビット
2位 イビサクリーム
3位 ヴィエルホワイト
どの商品も美白効果が期待でき、黒ずみケアには欠かせませんね。
このランキングも参考にして、ご自身に合う美白ケア商品を見つけてみてください!